Sun Cluster Data Service for Siebel ガイド (Solaris OS 版)

Sun Cluster HA for Siebel 拡張プロパティーの設定

以下の各項ではリソースの登録と構成について説明します。これらの説明は、設定が必要な Sun Cluster HA for Siebel の拡張プロパティーに限られています。すべての Sun Cluster HA for Siebel 拡張プロパティーについては、付録 A 「Sun Cluster HA for Siebel 拡張プロパティー」を参照してください。拡張プロパティーの中には動的に変更できるものがあります。ただし、それ以外の拡張プロパティーは、リソースを作成するか無効にするときにしか更新できません。「調整可能」の欄には、そのプロパティーをいつ変更できるかが示されています。

リソースの拡張プロパティーを設定する際には、リソースを作成または変更する scrgadm(1M) コマンドに次のオプションを指定する必要があります。


-x property=value 
-x property

設定する拡張プロパティーを指定します。

value

設定する拡張プロパティーの値を指定します。

これらのリソースを作成したあとにリソースを構成する場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の第 2 章「データサービスリソースの管理」で説明する手順も使用できます。