Sun Cluster Data Service for Sun Java System Message Queue ガイド (Solaris OS 版)

ProcedureSun Java System Message Queue をインストールする

Sun Java System Message Queue をインストールするには、次の手順を使用します。ここでは、Sun Java System Message Queue 固有の情報だけを提供します。詳細は、Sun Java System Message Queue for Solaris OS のマニュアルを参照してください。


注 –

/etc/imq/imqbrokerd.conf ファイルの AUTOSTART プロパティーには YES を設定してはなりません。AUTOSTART プロパティーの値はデフォルトで NO に設定されています。したがって、データサービスの構成が完了するまで Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue がアプリケーションを起動または停止することはありません。


手順
  1. Sun Java System Message Queue パッケージがインストールされていない場合、クラスタのすべてのノードにインストールします。

  2. メッセージキューを格納するグローバルファイルシステムの場所を指定します (例: /global/s1mq)。

    このファイルシステム用のディレクトリを作成できます。

  3. 任意のノードで IMQ_VARHOME を設定し、imqbrokerd コマンドを実行して、構成ディレクトリとファイルを生成します。


    # IMQ_VARHOME=/global/s1mq
    # export IMQ_VARHOME
    # imqbrokerd -name hamq1
    
  4. $IMQ_VARHOME/instances/hamq1/props/config.properties を編集して、imq.jms.tcp.hostname プロパティーに論理ホスト名を設定します。