保護グループの構成を変更する前に、変更する保護グループがローカルに存在していることを確認します。
クラスタノードの 1 つにログインします。
この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
保護グループの構成を変更します。
このコマンドでは、ローカルクラスタ上の保護グループのプロパティーを変更します。パートナークラスタ上に同じ名前の保護グループが含まれている場合、このコマンドは、パートナークラスタにも新しい構成情報を伝達します。
# geopg set-prop -p property-settings[-p...] protection-group-name |
保護グループのプロパティーを設定します
設定できるプロパティーについての詳細は、付録 A 「Sun Cluster Geographic Edition の標準プロパティー」を参照してください。
保護グループの名前を指定します
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされる名前と値については、付録 B 「Sun Cluster Geographic Edition エンティティーに使用できる名前と値」を参照してください。
geopg コマンドの詳細は、geopg(1M) のマニュアルページを参照してください。
次に、例 7–2 で作成した保護グループの timeout プロパティーを変更する例を示します。
# geopg set-prop -p Timeout=300 avspg |
geopg set-prop コマンドを起動すると、構成情報が更新されている保護グループがデータ複製サブシステムによって再度検証されます。ローカルクラスタ上で検証に失敗した場合、保護グループの構成は変更されません。成功した場合、Configuration 状態は ローカルクラスタで OK に設定されます。
ローカルクラスタ上で Configuration 状態が OK になっていても、パートナークラスタ上で検証に失敗した場合、パートナークラスタ上の Configuration 状態が Error に設定されます。