Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理

Hitachi TrueCopy のプロパティー

次の表は、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアで定義されている、Hitachi TrueCopy のプロパティーについて説明しています。

表 A–6 Hitachi TrueCopy のプロパティー

プロパティー 

説明 

データ複製プロパティー: Cluster_dgs (文字列配列)

データが書き込まれるデバイスグループをリスト形式で指定します。リストはコンマで区切ります。これらのデバイスグループに対する書き込みは、保護グループに属しているアプリケーションだけに限定するべきです。 

調整の推奨事項: このプロパティーを調整できるのは、保護グループがオフラインである場合だけです。 

カテゴリ: 任意 

初期値: なし 

データ複製プロパティー: Nodelist (文字列配列)

複製メカニズムの主クラスタになることができるマシンのホスト名をリスト形式で指定します。このリストはコンマで区切ります。 

調整の推奨事項: このプロパティーは任意の時点で調整できます。 

カテゴリ: 任意 

初期値: クラスタ内のすべてのノード 

デバイスグループプロパティー: Fence_level (列挙型)

デバイスグループにより使用されるフェンスレベルを定義します。フェンスレベルにより、そのデバイスグループの主ボリュームと二次ボリューム間の整合性のレベルが決定されます。指定できる値は NeverAsync です。data または status フェンスレベルを使用する場合は、ご購入先に問い合わせてください。

このプロパティーを設定する方法の詳細は、「Hitachi TrueCopy 保護グループにデータ複製デバイスグループを追加する方法」を参照してください。

調整の推奨事項: このプロパティーを調整できるのは、保護グループがオフラインである場合だけです。 

カテゴリ: 必須 

初期値: なし 

変更すべきでない Hitachi TrueCopy プロパティー

Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって内部的に変更される一部のデータ複製プロパティーは、手動で編集してはいけません。

Hitachi TrueCopy の場合、次のプロパティーは編集しないでください。