問題の概要:Hitachi TrueCopy CCI ガイドに示されているスイッチオーバーの手順は正しいものですが、SVOL-SSUS テイクオーバーのためにスイッチオーバーが失敗する場合、dev_group がボリューム状態の不一致を起こすことがあります。この不一致が起きると、pairvolchk コマンドと pairsplit コマンドが失敗します。
対処方法:dev_group のボリューム状態を一致させるには、dev_group 内のペアのボリューム状態を一致させます。ペアのボリューム状態を一致させるためのコマンドは、現在のペアの状態と、どのクラスタのボリュームをプライマリにするか (どのクラスタのボリュームでアプリケーションを稼働させるか) によって異なります。Hitachi TrueCopy コマンドの設定については、Hitachi TrueCopy CCI ガイドを参照してください。続いて、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Hitachi TrueCopy 複製を使用するシステムでのスイッチオーバー障害からの回復」に示されている手順を実行します。