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用語集


C++ クラスウィジェット (C++ class widget)

C++ クラスに指定されているデザイン階層内のウィジェット。Sun WorkShop Visual は、そのウィジェットに対し C++ のクラス定義のコードを生成し、子孫ウィジェットをそのクラスのメンバーとします。

CGI

Common Gateway Interface の省略名。CGI 標準規格では、Web HTTP サーバーで外部プログラムを実行するための規則が規定されています。外部プログラムはサーバーに対して外部情報を提供することから、ゲートウェイと呼ばれます。

CGI スクリプト (CGI Script)

データ通信の CGI 標準規格に準拠した言語で書かれたプログラムまたはシェルスクリプト。

config ユーティリティ (config utility)

visu_config ユーティリティの一般名。

DTD

Document Type Difinition の省略名。DTD とは、SGML 構文にある宣言 (エンティティ、要素、属性、リンク、マップなど) の集まりのことです。この宣言によって、ドキュメントのクラス (型) に使用できる構成要素や構造体が定義されます。

FontList

1 つの文字列の中で複数の異なるフォントを表示できるように、グループ化されたフォントの集まり。FontList は Motif の用語です。

GIF

Graphic Interchange Format の省略名。イメージを格納するときのファイル形式。GIF はピクセルごとに 8 ビットのカラー情報しか格納しないので、他の形式のほうが有用です。

HTML

HyperText Markup Language の省略名。HTML とは、印刷可能な文字のみを使用するパブリックドメイン形式のことで、どのテキストエディタでも作成することができます。多くのアプリケーションで標準として使用されています。

HTTP

HyperText Transfer Protocol の省略名。URL の冒頭に付ける「http」という 4 文字は、Web サーバーに対してブラウザとの通信方法を示しています。WWW サーバーと接続すると、両方のシステムでこのプロトコルが使用され、ドキュメントがサーバーからシステムに転送されます。詳細は、次の URL を参照してください。

http://info.cern.ch/hypertext/WWW/Protocols/HTTP/HTTP2.html

IDE

Integrated Development Environment の省略名。IDE とは、プログラム開発に役立つ統合ツールのセットで構成されているアプリケーションのことです。IDE には、通常、コンパイラ、デバッガ、コードエディタが含まれています。

Java

インターネット環境に対応したライブラリを備えるプログラミング言語。Java は、オブジェクト指向でインタプリタ型の言語であり、移植性に優れています。また、スレッド化されており、自動で記憶領域の管理や例外割り込みを行います。

MFC

Microsoft Foundation Classes の省略名。Microsoft Windows 上で実行可能なユーザーインタフェースを構築するための基底クラスのセット。

MIME

Multimedia Internet Message Extension の省略名。MIME を使用すると、グラフィックス、音声、マルチメディアなど、テキスト以外のものを Web ブラウザで処理する機能を拡張できます。これに対して HTML が処理するのはテキストだけであり、その他の情報を処理するには拡張機能を利用しなくてはなりません。MIME は電子メールにバイナリファイルをアタッチする場合にも使用します。ブラウザは、MIME の型をカテゴリごと、ファイルタイプごとにスラッシュで区切って認識します (例 : image/gif)。MIME の型が登録済みの場合、ブラウザはファイルを復号して開くためのアプリケーションを起動します。

SGML

Standard Generalized Markup Language の省略名。SGML は、ドキュメントの情報を他のドキュメントのパブリッシングシステムや電子配信、構成管理、データベース管理、在庫管理などのアプリケーションで共有させることのできるデータの符号化方式です。SGML の定義については、ISO 8879:1986 Information Processing Text and Office Systems; Standard Generalized Markup Language (SGML) を参照してください。

thin クライアント (Thin Client)

クライアントとは、クライアント/サーバーシステムにおいて「サービスを受ける側」のことです。たとえば、ftp サイトからファイルをダウンロードするには、ftp クライアントソフトウェアを使用します。 thin クライアントとは、ユーザーインタフェースの thin 階層だけを提供するクライアントのことです。クライアントに必要なすべての処理は、サーバーが実行します。

XmString

Motif のコンパウンド文字列構造体。

X リソースファイル (X resource file)

Sun WorkShop Visual が生成する編集可能なファイル。デザインのリソースファイルの一部、あるいは全部を明示的に含みます。

アクション (action)

ウィジェットのイベントに対する動作を規定する名前 (「準備 (arm)」、「活性化 (activate)」、「ヘルプ (help)」など)。ウィジェットのトランスレーション・テーブルに定義されています。アクションは、ウィジェットのアクションテーブルの関数に対応づけられています。

アクションテーブル (action table)

アクションを実行するアクション関数にアクションを対応づける、ウィジェットに関連したテーブルです。

アクションルーチン (action routine)

アクションを実行する関数。アクション関数の多くは、Motif によって提供されます。Sun WorkShop Visual のユーザーは、独自のアクション関数を作成することもできます。

アクセラレータ (accelerator)

マウスボタンを使用しないでメニュー内のコマンドを実行するためのキー、あるいはキーの組み合せ。

アクセラレータテキスト (accelerator text)

アクセラレータをユーザーに示すために、メニューのボタン上に表示されるテキスト。

アタッチメント (attachment)

ウィジェットの 1 辺を兄弟ウィジェットあるいはその親配置ウィジェットの 1 辺に固定する制約。アタッチメントは、固定幅、または配置ウィジェットの寸法のパーセント (%) で作成することができます。

アプリケーションクラス名 (application class name)

生成されたアプリケーションのアプリケーションシェルに与えられる名前。この名前はシェルのウィンドウのタイトル、およびそのアプリケーションに属しているリソースを識別するために使用されます。Sun WorkShop Visual では、アプリケーションクラス名はコード生成時に割り当てられます。

アプリケーションシェル (Application Shell)

アプリケーションの一次ウィンドウに使用されるシェルウィジェットの一種。

アプレット

Java でかかれた小規模のアプリケーション。Web ページに組み込まれており、ページをブラウズすると実行されます。

位置アタッチメント (position attachment)

ウィジェットの 1 辺を、親フォームの幅または高さに指定されたパーセント位置に接続すること。この型のアタッチメントは、現在のフォームの寸法に合わせて調整を行います。

一次セレクション (primary selection)

配置エディタに関する記述で使用する用語で、最後に選択されたウィジェットを指します。ウィジェットの整列を行う場合、他のすべての選択されたウィジェットは、一次セレクションのウィジェットを基準に整列します。

イベント (event)

キーを押す、ボタンを押すなど、ユーザー入力の要素の 1 つ。

インスタンス (instance)

個々のウィジェットデータ構造体。ウィジェットのインスタンスとは、ウィジェットクラスの個々の実体のことです。ウィジェットのインスタンス化とは、ウィジェットクラスのインスタンスを作成することを意味します。

イントラネット (Intranet)

企業内のネットワーク。通常、同じイントラネット上のコンピュータ間にはファイアウォールを設定しませんが、イントラネットとインターネットの間には、ファイアウォールを設定することがあります。

ウィジェット (widget)

Motif ツールキット、あるいはグラフィカル・ユーザーインタフェースの構築ブロックとして使用され、他のツールキットで事前定義されているデータ構造体。

ウィジェットアタッチメント (widget attachment)

フォーム内で、ウィジェットから別のウィジェットへ設定されるアタッチメント。

ウィジェットクラス (widget class)

特定の型のウィジェット。

ウィジェットパレット (widget palette)

Sun WorkShop Visual メイン画面の左側にある領域で、使用可能なウィジェットクラスのアイコンを表示します。

ウィジェット名 (widget name)

(1) X リソースファイル内でウィジェットのインスタンスを区別するために使用される名前。この名前は、変数名と同じである必要はなく、また、固有である必要はありません。
(2) Sun WorkShop Visual 再現機能で使用するウィジェット名。複数のインスタンスに同じウィジェット名を使用する場合は、番号が付けられます。

ウィンドウ保持領域 (window holding area)

Sun WorkShop Visual メイン画面の右上にある領域。デザイン内の各ウィンドウに対して 1 個ずつシェルアイコンが表示されます。

オフセット (offset)

アタッチメントで接続された 2 個のウィジェット間、あるいは、ウィジェットとそのウィジェットが接続されている配置ウィジェットとの間の固定距離 (ピクセル単位)。

親 (parent)

子の配置を管理し、決定するウィジェット。Sun WorkShop Visual の場合、デザイン階層内では親ウィジェットを子の上に表示します。

ガジェット (gadget)

Primitive クラスから派生する特定のウィジェットの変形。ウィジェットとは異なり、ガジェットは各インスタンスに対してウィンドウを内部で作成する必要がありません。ウィジェットの代わりにガジェットを使用した場合の利点は、システムによって異なります。

カラーオブジェクト (color object)

名前と色を関連付けたもの。

関数構造体 (function structure)

Sun WorkShop Visual が、生成されたコードに独自の作成関数を生成する対象となるウィジェット。

起因する (originate)

アタッチメントに関して使用される用語。アタッチメントの作成元であるウィジェットを、アタッチメントが「起因する」ウィジェットと呼びます。

キーシム (keysym)

トランスレーションの詳細フィールドにおいて、キーを識別するために使用される文字列。

基本モジュール (primary module)

Sun WorkShop Visual により生成されるコードモジュール。インタフェースの作成関数を含んでいます。

クライアントデータ (client data)

コールバック関数に渡すことができる単一の引数。

クラス階層 (class hierarchy)

Motif におけるウィジェットクラスの抽象的な階層。クラス階層は、デザイン階層とは区別されます。

グレー表示 (graying out)

アイコン、プッシュボタン、メニューオプションなどがぼやけて表示されること。Sun WorkShop Visual では、使用できないコマンドはグレー表示されます。

継承 (inherit)

スーパークラス (親) の属性を所有すること。派生したウィジェットクラスは「そのスーパークラスを継承する」というように使用されます。

子 (children)

親ウィジェットにより管理され、可視状態の場合はその範囲内に含まれるウィジェット。Sun WorkShop Visual では、子ウィジェットはデザイン階層で親の下に表示されます。

候補語リスト (candidate list)

入力方式に従って入力した読みがなに対する、候補となる語 (表意文字) のリスト。通常、表意文字を使用する場合にのみ使用されます。

コアウィジェット (Core widget)

すべてのウィジェットクラスを派生する広義のスーパークラス。

コアリソースパネル (Core resource panel)

コア、プリミティブ、マネージャの各スーパークラスのリソースを設定することができる特殊なリソースパネル。

コードプレリュード (code prelude)

Sun WorkShop Visual のダイアログを使用して作成され、生成されたコードの特定の場所に挿入されるコード行。

コールバック (callback)

コールバック関数およびユーザーのアクションのリストを指定するウィジェット構造体のフィールド。ウィジェットでユーザーアクションが発生すると、コールバックリストにある関数が実行されます。

コールバック関数 (callback function)

コールバックリストにある関数の 1 つ。

コールバックリスト (callback list)

コールバックに関連する関数 (コールバック関数) のグループ。

構成領域 (construction area)

Sun WorkShop Visual メイン画面上の描画領域。デザイン階層が表示されます。

子のみ生成ウィジェット (Children Only widget)

コード生成時に Sun WorkShop Visual が場所の確保のために使用するウィジェット。「子のみ生成」ウィジェット自体に対しては、コードは生成されませんが、データ構造体、関数構造体、C++ クラスとして指定されるその子孫には、コードが生成されます。

コンストレイントウィジェット (constraint widget)

子がコンストレイントパネルを持っている 2 種類のウィジェット (フォームと区画ウィンドウ) のどちらか一方。

コンストレイントリソース(constraint resources)

コンストレイントパネルに表示されるリソース。これらのリソースはコンストレイントウィジェットの任意の子に対して表示できます。一般に、子のサイズまたは位置を制御するウィジェットのリソース。

コンテナウィジェット (container widget)

子を含んだり、編成したりすることを主目的とするウィジェット。

コントロール (Control)

Windows や Java などのシステムでインタフェースオブジェクトに幅広く使用されている用語。ボタンやテキストフィールドなど、基本的なユーザーインタフェースオブジェクトを指しています。

コンバータ (converter)

リソースパネル上の文字表現を数値的なリソース値に変換する関数または関数の集合。特定の型のユーザー定義ウィジェットに必要です。

コンパウンド文字列 (compound string)

テキスト文字列とフォント情報、方向情報を組み合わせた、Motif のデータ構造体。

サーバー (Server)

クライアント/ サーバーシステムで、処理を担当する側。サーバーとは、通常、情報、ファイル、Web ページなどのサービスをログインしているクライアントに提供するコンピュータのことです。サーバーという用語は、サーバーハードウェアを起動するソフトウェアやオペレーティングシステムを示す場合にも使用します。クライアント / サーバーシステムは、レストランのウェイターと客の関係によく似ています。

最上位シェル (Top level Shell)

アプリケーションのメインウィンドウ以外で、デザイン内の一次ウィンドウとして使用されるシェルウィジェットの種類。

作業領域 (work area)

任意の型の子ウィジェットを 1 個持つことができるコンポジットウィジェット (メッセージボックス、ダイアログテンプレート、ファイル選択ボックスなど) の中央にある領域。

作成関数 (creation procedure)

Sun WorkShop Visual により生成される関数。シェルウィジェットとその子を作成します。

作成の前プレリュード (pre-create prelude)

指定されたウィジェットが作成される前に挿入されるコードプレリュード。

サブクラス (subclass)

他のクラスから派生したウィジェットクラス。

修飾キーリスト (modifier list)

トランスレーションのイベント指定にあるフィールド。イベントを発生させるために修飾キー (<Ctrl> および <Shift> など) を押す必要があるかどうかを指定します。

循環アタッチメント (circular attachment)

フォーム配置において、ウィジェット A からウィジェット B にアタッチされている場合のウィジェット B からウィジェット A へのアタッチメント。ウィジェット A から B、B から C、そして C から A へのアタッチメント、あるいはさらに大きなループ状のアタッチメントも、循環とみなされます。循環アタッチメントは Motif では認められていません。

照会文字列 (Query String)

疑問符 (?) の後に表示される URL の一部を指します。照会文字列には標準の形式があり、検索機能などのアプリケーションで使用できます。

詳細 (detail)

トランスレーションのイベント指定にある最後のフィールド。通常は押すべきキーを指定するために使用します。

縮小表示 (thumbnail sketch)

捕獲したダイアログのアイコンを縮小表示したもの。Sun WorkShop Visual 捕獲ダイアログで使用されます。

シングルステップ (single step)

スクリプトを再現する際に、次のコマンドまでの内容のみを実行すること。

スーパークラス (superclass)

他のクラスの派生元となるウィジェットクラス。

スクリプト (script)

記録モードで、Sun WorkShop Visual 再現ツールが作成するファイル。アプリケーション上で行われたアクションが記録されています。再現モードでは、Sun WorkShop Visual 再現ツールがこのスクリプトを読み取り、そこに記述されているアクションを実行します。スクリプトは単純なテキストで、キーワードと変数で構成されています。

スタブファイル (stubs file)

コールバックに対しての空の括弧、関数宣言、 文を含む生成ファイル。

ステータス行 (status line)

(1) Sun WorkShop Visual のメインウィンドウおよび配置エディタの左下部領域のこと。この領域には、現在マウスポインタが置かれているメニューオプション、ツールバー上のボタン、ウィジェットに関する情報が表示されます。

(2) 入力方式が有効である場合に、アクティブウィンドウ (通常はメインウィンドウの最下部) に文字列が表示されます。この文字列はステータス行と呼ばれ、現在の入力モードおよび入力方式で供給されるその他の情報をユーザーに報告します。

選択されたウィジェット (selected widget)

デザイン階層でそのアイコンが現在強調表示されているウィジェット。Sun WorkShop Visual では、何らかの動作を行う前にはウィジェットを選択する必要があります。

ソースファイル (source file)

Sun WorkShop Visual の生成するコードファイルの 1 つ。「リソースファイル」と比較されている場合は、基本モジュールのことを示します。

ダイアログシェル (Dialog Shell)

2 次ウィンドウに使用されるシェルウィジェットの型。ダイアログシェルは親シェルから独立させてアイコン化することはできません。

ダイナミックディスプレイ (dynamic display)

ユーザーが構築し、編集するとおりにデザイン階層を表示する動画。 Sun WorkShop Visual 上で作成されます。これによって、デザインの結果を目で確認することができます。

代用サーバー (Proxy)

代用サーバーとは、他のサーバーにアクセスする際に使用する情報をキャッシュに書き込んで、アクセス速度を向上させるシステムです。Web では、まず、局所的なデータ検索が試行され、該当するデータが見つからなかった場合は、データが常駐しているリモートサーバーからデータをフェッチします。

タグ (tag)

ドキュメント名と、ドキュメント内のハイパーテキストマーカーで構成されるハイパーテキストヘルプ情報。

単純フォントオブジェクト (simple font object)

名前と単一フォントを関連付けたもの。

停止 (pause)

スクリプトを再生する際に、再生を停止してスクリプト中の同じ場所に一定の時間とどまっていること。

ディザ (dither)

白と黒のピクセルをさまざまなパターンで使用して、グレーを表現します。

データ構造体 (data structure)

Sun WorkShop Visual がデータ構造の typedef と、構造体の型を設定する作成関数を生成し、それに対してポインタを返す対象となるウィジェット。

デザイン階層 (design hierarchy)

インタフェースに対してのデザインを構成する個々のウィジェットインスタンスの階層。クラス階層とは区別されます。

テンプレート (template)

AppGuru デザイナーで使用するユーザーインタフェースの例。この例をデフォルト設定として、デザイン作成が開始されます。

トランスレーション (translation)

キーやボタンを押す操作などのイベントや、イベントのシーケンスをアクションに変換すること。

トランスレーションテーブル (translations table)

個々のウィジェットに対するトランスレーションのリスト。

ニーモニック (mnemonic)

メニューまたはメニュー項目の文字のひとつ (頭文字である場合が多い)。ニーモニックの文字のキーを押すと、該当するメニューが選択されます。

二次セレクション (secondary selection)

配置エディタに関する記述で使用する用語。最後に選択されたウィジェット (一次セレクション) 以外のすべての選択されたウィジェットを指します。ウィジェットの整列を行う場合、二次セレクションのウィジェットは、一次セレクションであるウィジェットを基準に整列します。

入力フォーカス (input focus)

ウィンドウ、またはウィンドウ内の構成要素がキーボード入力を受けつけることを示します。キーボードフォーカスと呼ばれる場合もあります。

ハードワイヤされたリソース (hard-wired resource)

X ソースファイルにではなく、ソースコードに生成されたリソース値。ハードワイヤされたリソース値は、アプリケーションを作成し直す以外の方法で変更することはできません。

配置 (layout)

インタフェースにおけるウィジェットの物理的配列。

配置ウィジェット (layout widget)

配置エディタで使用可能なウィジェット。フォーム、ブリテンボード、ローカラム、描画領域など。

配置エディタ (Layout Editor)

フォーム、ブリテンボード、描画領域などのウィジェットにコンストレイントリソースを設定するために使用する、対話型の画面エディタ。

ハイパーテキスト (Hypertext)

リンクを介して接続可能なテキスト、グラフィック、その他のメディア。

派生ウィジェットクラス (derived widget class)

クラス階層で、別のクラスの下位にあるウィジェットクラス。派生クラスは、その上位のクラスのすべての属性のほか、独自の特殊な属性も備えています。

パッケージ (package)

Java コードとの接続に使用する用語。パッケージは C のライブラリのようなものです。パッケージによって、互いに関連しているオブジェクトファイルをグループにまとめることができます。各ソースファイルのラベルには、ソースファイルが属しているパッケージの名前を使用します。パッケージ名は、ソースファイルを含んでいるディレクトリに基づきます。ソースファイルは、使用するパッケージを「取り込む」ことができます。

ピックスマップ・オブジェクト (pixmap object)

名前とピックスマップを関連付けたもの。

フォームアタッチメント (Form attachment)

ウィジェットの 1 辺を、その親フォームの 1 辺へ固定オフセット (水平または垂直) で接続すること。フォームのサイズ変更時に、オフセットの変更は行われません。

フォールド (fold)

Sun WorkShop Visual の表示コマンドのひとつ。ウィジェットの子がフォールドされているときは画面上に表示されないため、表示スペースを節約できます。

フォントオブジェクト (font object)

名前とフォントまたはフォントリストを関連付けたもの。

複合フォントオブジェクト

Motif によって FontList リソースにグループ化されたフォント群を、ある名前に結び付けたもの。

複数選択 (multiple selection)

作業領域上のウィジェット階層で、一度に複数のウィジェットを選択すること。

プリミティブウィジェット (Primitive widget)

Motif クラス階層における広義のスーパークラス。すべてのボタン型ウィジェットおよびその他のクラスのいくつかが派生されます。プリミティブウィジェットは、コアウィジェットから派生しています。

プレリュード (prelude)

生成されたファイルに挿入されるコードの集まり。「作成の前プレリュード (pre-create prelude)」、「マネージの前プレリュード (pre-manage prelude)」、「モジュールプレリュード (module prelude)」も参照してください。

ページセレクタ (page selector)

リソースパネルの上部にあるオプションメニュー。リソースのあるページから別のリソースページに移動するときに使用します。

編集モード (editing modes)

配置エディタにおいて、画面左側のラジオボタンで制御されるように指定されたマウスボタン 1 の動作。「移動」、「サイズ変更」、「自己」、「位置」のモードがあります。

編集領域 (editing area)

配置エディタ上の描画領域。編集可能なウィジェットの配置図が表示されます。

変数名 (variable name)

生成コードでウィジェットのデータ構造体の識別に使用する名前。 C 変数名であるため、その他のウィジェット、アプリケーション内での他の変数名や関数名、他の C の予約語と同じ名前は使用できません。

捕獲 (capture)

Motif アプリケーションを実行しているデザインを分析し、理想的なデザインを含む .xd ファイルを作成すること。この処理は、Sun WorkShop Visual 捕獲機能で行われます。

ボタンボックス (button box)

メッセージボックス、ダイアログテンプレート、ファイル選択ボックスなどのコンポジットウィジェットの下部にある、ボタンのための領域。

マスクトグル (masking toggle)

リソースパネル内で各リソースの隣にあるラベルのついていないトグル。X リソースファイルに生成されるリソースと、コードにハードワイヤされるリソースを指定するために使用されます。

マネージの前プレリュード (pre-manage prelude)

指定されたウィジェットが作成された後、マネージされる前に挿入されるコードプレリュード。通常は、コールバックに対してのクライアントデータの設定に使用されます。

マネージャウィジェット (Manager widget)

Motif クラス階層における広義のスーパークラス。ほとんどのコンテナウィジェットはこのクラスから派生されます。マネージャウィジェットは、コアウィジェットから派生します。

密な結合 (tight binding)

ウィジェットが必ず含まれるように設定されたリソース結合。

モジュールプレリュード (module prelude)

(1) Sun WorkShop Visual の生成ヘッダーおよび #include 指令の直後に挿入されるコード行。

(2) モジュールプレリュードまたはモジュール見出しのどちらかを意味する一般的な用語。

モジュール見出し (module heading)

生成された基本モジュールおよびスタブファイルの先頭に挿入される数行のコード。

モニター (monitor)

スクリプトの記録または再現動作の実行中に、再現コマンドをウィンドウ内に表示すること。

緩い結合 (loose binding)

ウィジェット群またはアプリケーション全体に渡って、共通リソースとして使用することのできるリソース結合。

ラジオボタン (radio buttons)

ラジオボックス内、あるいは「ラジオボタン動作」リソースが「はい」に設定されているメニューやローカラム内でグループ化されているトグルボタン。グループ内では、一度に 1 個のボタンしか選択することができません。

リソース (resource)

ウィジェットデータ構造内で設定可能なフィールド。リソースは、ウィジェットの外観や動作に関する多くの性質を制御します。リソースの設定は、設計者でもユーザーでも行うことができます。

リソースパネル (resource panel)

Sun WorkShop Visual の対話型画面。ウィジェットに対してのリソース値を指定することができます。

リソースプレリュード (resource prelude)

生成された X リソースファイルの先頭に挿入されるプレリュード。通常は、個々のウィジェットにではなく、アプリケーション全体に大まかなリソースの結合を追加するために使用されます。

リンク (link)

Sun WorkShop Visual によって提供される、事前定義されたコールバック。

リンク関数 (link function)

リンクによって実行される関数コード。

列挙型リソース (enumeration resource)

使用可能な値の集合が限定されているリソース。Sun WorkShop Visual では、列挙型リソースは、リソースパネルの「設定」ページに表示されます。

ユーザーアクション (user action)

キーやボタンの操作など、コールバックを起動する事前定義されたイベントの集合。


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