Sun WorkShop 入門

タグデータベースの作成

タグデータベースを使用すると、コンパイルを行わないで、簡単にソースファイルをブラウズすることができます。このデータベースは、ソースファイルの字句解析に基づいています。すべての言語の構造が正しく認識されるわけではありませんが、コンパイルすることができないファイルでも使用可能です。


注 -

ソースブラウズタグの形式は、ctag とは異なっています。ここで説明するタグは、ソースブラウズ専用の形式になっています。


タグデータベースを使用したブラウズには、次のような制限があります。

タグデータベースは、変数、型、関数の大域的な定義のみを認識し、関数呼び出しに関する情報を収集します。C++ のメンバーに対する関数呼び出しは、明示的に呼び出された場合に限り認識されます。

タグデータベースを作成する場合は、次の手順に従ってください。

  1. 「ブラウズ」ウィンドウで、「ブラウズ」⇒「タグデータベース作成」を選択します。

  2. 「タグデータベース作成」ダイアログボックスで、「了解」ボタンをクリックしてデフォルトのファイルフィルタを適用するか、検索対象ファイルの型を入力して 「了解」をクリックします。

    タグデータベースが作成されます。