検索条件を指定する際は、コードに出現するパターンを正確に入力するほか、特殊文字を使用することもできます。表 3-1 に、使用可能な特殊文字を示します。
表 3-1 パターンの特殊文字
文字 |
意味 |
例 |
---|---|---|
ピリオド (.) |
任意の文字 |
l.nes は lanes または lines の両方に一致 |
アスタリスク (*) |
任意の文字列 (パターンの最初の文字として使用する場合を除く) |
「file」を含み、任意の文字と () を伴う文字列に一致 (traffic_file_close()、file_save_popup など)。ただし「*file.」は、「file」で始まる文字列のみに一致 |
サーカムフレックス (^) |
行頭で一致 |
^tr* は、traffic、truck など、tr で始まる行に一致 |
ドル記号 ($) |
行末で一致 |
lanes$ は、lanes で終わる行に一致 |
たとえば、コード内で使用されている window_popup というインスタンスのうち、行頭にあるものだけを検索したい場合、次の問い合わせを入力します。
^window_popup*
サーカムフレックス (^) を指定すると、コードの行頭で一致する個所だけが検索されます。一方、アスタリスク (*) を指定すると、window_popup_name_objects、window_popup1_objects など、window_popup という文字列で始まる個所がすべて検索されます。
サーカムフレックスとドル記号で問い合わせ内容を囲むと、行全体が一致している個所だけが検索されます。