Sun WorkShop 入門

構成ファイル

dmake ユーティリティは、実行時構成ファイルと構築サーバー構成ファイルの 2 つを参照して、分散化の候補となる構築サーバーのジョブを特定し、各構築サーバーに分散させるジョブの数を決めます。

実行時構成ファイル

dmake ユーティリティは、dmake ホスト上で実行時構成ファイルを探して、各ジョブをどこに分散させるかを判断します。一般に、この構成ファイルは dmake ホストのホームディレクトリに、.dmakerc というファイル名で置かれています。このファイルには、一連の構築サーバーのリストと、各構築サーバーに分散させる各ジョブの数が記述されています。詳細については、「dmake ホスト」を参照してください。

構築サーバー構成ファイル

各構築サーバーのファイルシステムには、/etc/opt/SPROdmake/dmake.conf という構築サーバー構成ファイルがあります。このファイルでは、dmake の全ユーザーが各構築サーバーに分散できる dmake ジョブの最大数を指定します。さらに、すべての dmake ジョブを実行する際の優先順位を指定することもできます。

詳細については、「構築サーバー」を参照してください。