dbx コマンドによるデバッグ

showmemuse

このコマンドを実行すると、使用中のメモリーブロックがすべて表示されます。


showmemuse [-a] [-m m] [-n num] [-v]

使用中のブロックの上位 num 個をサイズでソートして報告します。前回 showmemuse コマンドを実行した後のブロックのみ表示されます。

-a

現時点までの使用中ブロックすべてを示します。 

-m m

使用中ブロックレポートの結合に使用します。複数ブロックの割り当て時の呼び出しスタックが m フレームに一致する場合、それらのブロックは単一の結合レポートで報告されます。-m オプションは、check コマンドに指定された m の大域値を無効にします。m のデフォルト値は 2 か、または check で最後に指定された大域値になります。

-n num

最大 num 個のレコードをレポートに示します。デフォルトでは 20 個のレコードが示されます。

-v

詳細出力を生成します。デフォルトでは、簡易出力が示されます。 

メモリー使用のチェックをオンにすると、プログラムの終了時 showmemuse -a -n 20 が暗黙的に実行されます。rtc_biu_at_exit dbxenv 変数を使用することにより、プログラムの終了時に詳細報告を出力できます。