dbx コマンドによるデバッグ

シナリオ 1: 同じデータを違う視点で表示させて比較する

同じデータを何回でもグラフ化できるため、グラフタイプを変えたり、データのセグメント変えたりして比較できます。

  1. C または Fortran のサンプルプログラムをロードします。

  2. プログラムの最後にブレークポイントを設定します。

  3. プログラムを起動し、ブレークポイントの位置まで実行します。

  4. 「デバッグ」ウィンドウの「式」フィールドに bf と入力します。

  5. 「データ」→「式をグラフ表示」を選択し、bf 配列の二次元の「表面」グラフを開きます。

  6. もう一度「データ」→「式をグラフ表示」を選択し、もう 1 つ同じグラフを開きます。

  7. 「オプション表示」をクリックし、グラフ種類で「等高線」を選択します。これで、異なるグラフタイプで表示された同じデータを比較できます (「表面」と「等高 線」)。

  8. 「式」フィールドに、Fortran のサンプルプログラムの場合は bf(1,:)、C のサンプルプログラムの場合は bf[1][..] と入力します。

  9. 次に、「データ」→「式をグラフ表示」を選択し、この bf 配列に入ったデータセクションのグラフを開きます。

これで、ここまでに表示させた同一データの異なるタイプの表示画面をすべて比較できます。