dbx コマンドによるデバッグ

シナリオ 2: データのグラフを自動的に更新する

「更新時期」の「プログラム停止」オプションをオンにすると、グラフの更新を自動的に制御できます。この機能を使用すると、プログラムの実行中のデータの変化を比較できます。

  1. C または Fortran のサンプルプログラムをロードします。

  2. bf 関数の外側のループの最後にブレークポイントを設定します。

  3. プログラムを起動し、ブレークポイントの位置まで実行します。

  4. 「式」フィールドに bf と入力します。

  5. 「データ」→「式をグラフ表示」を選択します。ループの最初の反復が終わると、bf 配列内の値のグラフが表示されます。

  6. 「オプション表示」をクリックし、「更新時期」の「プログラム停止」を選択します。

  7. 「実行」→「継続」コマンドを選択し、このプログラムのほかのループの反復を複数実行させます。プログラムがブレークポイントで停止するごとに、グラフは、直前のループの反復で設定された値に更新されます。

  8. 各ブレークポイントでデータの最新のグラフを表示させたい場合は、この自動更新機能を使用すれば時間を節約できます。