dbx コマンドによるデバッグ

シナリオ 3: プログラムの異なる箇所のデータグラフを比較する

グラフの更新は、手動でも制御できます。

  1. C または Fortran のサンプルプログラムをロードします。

  2. af 関数の外側のループの最後にブレークポイントを設定します。

  3. プログラムを起動し、ブレークポイントの位置まで実行します。

  4. 「式」フィールドに af と入力します。

  5. 「データ」→「式をグラフ表示」を選択します。ループの最初の反復が終わると、af 配列内の値のグラフが表示されます。このグラフでは、必ず自動更新機能はオフ (デフォルトの設定) にしておいてください。

  6. 「実行」→「継続」 コマンドを使用して、このプログラムのほかのループの反復を実行させます。

  7. 「データ」→「式をグラフ表示」を選択し、af 配列を表示した別のグラフを開きます。このグラフには、外側のループの 2 番目の反復に設定されたデータの値が使用されています。

  8. ここで、af 配列の 2 つのループの反復間でデータを比較できます。自動更新をオフに設定したグラフであれば、継続的に自動または手動で更新が行われているグラフに対する基準のグラフとして使用できます。