プログラムのパフォーマンス解析

従来のプロファイリングツール

Sun WorkShop には、プログラムに関するデータのレポートを作成する3種類のコマンド行レベルのユーティリティが含まれています。

スレッド化された(自動並列化も含む)プログラムに関する情報の収集、表示には、profgprof を使用します。これらのツールは、解析の対象となるプログラムのさまざまなレベルのフィードバックを提供します。これらのツールはほかのユーティリティやコンパイラオプションと組み合わせることで、パフォーマンスデータの収集および利用を行います。prof はフラットファイル形式でプログラムプロファイルを生成します。gprof はコールグラフプロファイルを生成します。tcov は、ソースファイルのコピーに対して、どの行がどの程度の頻度で利用されているかについて説明するステートメントレベルの情報を生成します。

これらのツールについては、第 4 章「従来のプロファイリングツール」で解説します。