デフォルトでは、プロファイルバケットは、カレントディレクトリにある <argv[0]>.profile と呼ばれます。
SUN_PROFDATA を設定している場合、プロファイルバケットは、どこに保存されていようと、$SUN_PROFDATA と呼ばれます。
SUN_PROFDATA_DIR を設定している場合、プロファイルバケットは、指定されたディレクトリに保存されます。
SUN_PROFDATA と SUN_PROFDATA_DIR はそれぞれ独立しています。いずれの環境変数も設定されていると、プロファイルバケット名は、SUN_PROFDATA_DIR を使ってプロファイルバケットを見つけ出すことによって生成され、SUN_PROFDATA はそのディレクトリのプロファイルバケットの命名に使用されます。
UNIX のプロセスでは、プログラム実行中、カレントの作業ディレクトリが変更されることがあります。そのため、プロファイルバケットの生成に使用されるカレントの作業ディレクトリは、プログラムの実行終了時におけるカレントの作業ディレクトリとなります。まれですがプログラムの実行中にそのカレント作業ディレクトリを変更するような場合には、環境変数を利用して、プロファイルバケットが生成される場所をコントロールしてください。