Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

Sun Management Center CLI の概要

Sun Management Center のコマンド行インタフェース (CLI) は、システムの監視と管理を行う文字方式のコンソールアプリケーションとして、有効な機能を提供します。

CLI で実行可能なタスクは、次のとおりです。

システム要件

CLI へは、以下のシステム構成のユーザ端末セッションからアクセスできます。

CLI の対話モード

CLI は、次の 2 つの対話モードをサポートします。

CLI コマンドとパラメータの概要

この節では、CLI コマンドとパラメータの概要について説明します。

CLI コマンドの概要

CLI コマンドは、基本コマンドと拡張コマンドの 2 種類に分けられます。

セッションモードは、フォアグラウンドでもバックグラウンドでもコマンドを実行することができます。

CLI はエイリアスもサポートしています。そのため、より複雑なコマンドやパラメータには省略語や偽名を定義することができます。ユーザ定義のエイリアスは、さまざまな CLI セッションで使用できます。

CLI パラメータの概要

CLI パラメータは、それぞれ名前 がペアになっています。一部のパラメータは CLI 内に最初から組み込まれており、名前と値も予め定義されています。その他のパラメータ (変数) は、ユーザが定義できます。パラメータのなかには有効範囲がグローバルなものがあります。このグローバルパラメータは、特定のセッションにおける CLI コマンドの実行を制御します。これ以外のパラメータは、特定コマンドやコマンドグループに固有です。

入力機能と出力機能

CLI は、いくつかの入力機能と出力機能を提供します。

CLI コマンドヘルプ

CLI では、CLI コマンドごとにオンラインヘルプが提供されます。ユーザは、GUI を通さずに CLI 内から直接ヘルプにアクセスして、各コマンドの使用方法や関連パラメータリストを入手することができます。