ここでは、前提条件、ヒント、トラブルシューティングのヒント、バグなどの情報を提供します。 バグとは、情報のサブセットです。 バグには、かっこ内に追跡番号を記してあります。 バグおよびパッチの最新情報については、 http://sunsolve.sun.com の SunSolveSM Web サイトを参照してください。
対処方法:ウィンドウを水平方向に拡大します。
domain-config.x の定義には問題はありません。
対処方法: このメッセージは無視してください。
Performance Reporting Manager データベースの設定中に「Next」ボタンをクリックすると、エラーが発生することがあります。
対処方法: Performance Reporting Manager データベースの構成中は、「Next」ボタンをクリックしないでください。
以下の操作のニーモニック (ショートカット) が、一部の非英語用ロケールで使用できないことがあります。
「Create Object」>「Segment tab」
「Manage Jobs」>「New Task」
「Manage Jobs」>「Add Task」
「Logging Setting」
「PRM」>「Export Data」>「Save」
対処方法: マウスを使用し、操作を実行します。
中国語簡体字ロケール、zh_CH.GBK および zh_CN.BG18030 のページテキストを NetscapeTM バージョン 4.7.x ブラウザで表示すると文字化けしてしまいます。
対処方法: デフォルトブラウザとして、別のブラウザを指定します。 以下のブラウザは、これらのロケールで正常に使用できます。
NetscapeTM 6.2.2
Netscape 7.x
MozillaTM
Microsoft Internet Explorer
中国語繁体字ロケール (zh_TW.UTF-8) で「Help」ボタンをクリックして表示されるページが、Netscape version 4.6.x ブラウザを使用すると文字化けしてしまいます。
対処方法: この問題を回避するため、Netscape 6.x 以降など、別のブラウザをデフォルトブラウザとして指定します。
Sun FireTM Link の一部の「Help」ボタンが、中国語繁体字ではなく中国語簡体字で表示されます。 中国語繁体字ではなく中国語簡体字で表示される「Help」ページ には、「Manage All Partitions」および「Manage Registered Nodes」ダイアログボックスのボタンがあります。
対処方法:正しいヘルプページを表示するには、Fabric Details コンソール上の「Help」ボタンを使用します。 Fabric Details コンソールとは、Sun Fire Link のメインとなる GUI (Graphical User Interface) のことです。
エージェントの ACL から esadm グループを削除してから、エージェントの ACL に個々のユーザを追加しても、サーバサポートモジュールの ACL にユーザが自動的に追加されません。 サーバサポートモジュールがユーザと共にアップデートされないので、サーバサポートモジュールは Performance Reporting Manager の有効化または無効化を許可しません。 次のメッセージが表示されます。
Unable to enable/disable PRM data collection on an agent with new user |
対処方法: エージェントの ACL に esadm グループを追加し、esadm グループに個々のユーザを追加します。
Job Manager のユーザインタフェースが、正常に終了したエージェントアップデート操作を「Failed」と示します。 エージェントアップデート操作が Manage Jobs GUI (グラフィカルユーザインタフェース) を使用して実行されると、操作の状態が 2 つのレベルで成功または失敗と記されます。
全体的な状態: 操作が複数のホストで試行され、その 1 台のホストででも操作が失敗すると、ジョブ全体の状態が「Failed」と記されます。
個別の状態: GUI の「View logs」ボタンをクリックすると、個々のホスト上での操作の状態を表示できます。
アップグレードは成功したが、再インストールと再構成を伴うエージェントのアップグレードの結果、エージェントの SNMP ポートが変更された。
アップグレードは成功したが、他のさまざまな要因によって SNMP 要求がタイムアウトしたために、状態が返信されなかった。
アップグレードは成功したが、各ホストのサーバに対して設定された 30 分のタイムアウト値以上の時間がかかった。 その結果、状態報告がエージェント側から開始される前に、状態の更新を待機するサーバスレッドが終了してしまった。
対処方法: サーバホストの詳細ウィンドウの「View Logs」タブを使用し、サーバホストの InstallServer.log を表示します。 操作の詳細は、操作が実行されるターゲットホストの /var/opt/SUNWsymon/install/agent-update.log にあります。
モジュール構成プロパゲーション (MCP) は、単一の事前定義されたポートを通じて Sun Management Center の Web サーバに読み書きを実行します。 デフォルトポートは 8080 です。Web サーバがファイアウォールの後ろにある場合、MCP は Web サーバから問題なく読み取りを行なえますが、Web サーバへの書き込みに問題が生じます。 Web サーバが MCP との通信を確立すると、サーバはジョブを実行するよう任意にポートを割り当てます。 Web サーバが割り当てるポート番号を指定することはできません。
対処方法: なし
2 つめのシステムへのアクティブな端末接続 (TIP セッション) を有するシステム上のシリアルポートをテストすると、2 つめのシステムが OpenBoot PROM OK プロンプトになります。 ブレークシーケンスは、シリアルポートのテストの一部です。 ブレークシーケンスが Sun Management Center コンソールに送信される通知はされません。
対処方法:2 つめのシステムにキースイッチがある場合、キースイッチをロック位置に設定し、ブレークシーケンスのリアクションを防ぎます。 さらに、2 つめのシステムで、テストの実行前に次のコマンドを入力します。
# kbd -a disable |
Sun StorEdge D1000 のエンクロージャの Hardware Diagnostic Suite の完全なテストが、問題解消後も、電源ケーブルが外れているなど、非重大なエラーを報告します。
対処方法: Sun StorEdge D1000 に接続された Sun Management Center エージェントを再起動します。
JAVA_HOME パスに設定されている値が 80 文字を超えると、次の間違ったエラーメッセージが表示されます。
Could not start Hardware service |
次のように入力し、Hardware Diagnostic Suite が動作しているかどうかを確認できます。
% ps -aef | grep HWDS |
対処方法: このエラーメッセージは無視してもかまいません。 Hardware Diagnostic Suite は正常に起動します。
Hardware Diagnostic Suite コンソール経由で複数の長期間のプロセスをサーバ上で実行すると、メモリーリークが少しずつ発生することがあります。 このサーバ上で空きメモリーがなくなると、Sun Management Center 3.5 Update 1 がクラッシュして、コアダンプすることがあります。
対処方法: なし サーバを再起動する必要があります。
15 個以上の Performance Reporting Manager レポート要求を同時に実行するようにスケジュールした場合、Performance Reporting Manager がある程度動作した後、次の問題 (1 つまたは複数) が発生することがあります。
エージェントマシンからデータを収集できない。
いくつかのレポート要求が実行状態のままになる。
レポート要求を希望どおりにスケジュールできない。
グルーピングタスク要求を希望どおりにスケジュールできない。
Report Manager の GUI を起動できない。
Manage Jobs の GUI を起動できない。
これらの問題がある場合、Manage Jobs GUI を起動したときに、次のエラーメッセージがコンソールに表示されることがあります。
Task Service is not available |
また、これらの問題がある場合、Report Manager GUI を起動したときに、次のエラーメッセージがコンソールに表示されることがあります。
Report Service is not available |
対処方法: この問題が発生したとき、サーバコンポーネントを停止および再起動する必要があります。 次のコマンドを入力します。
# es-stop -A |
# es-start -A |
この問題を回避するには、15 個より多いレポート要求を同時に実行するようにスケジュールしないようにします。 スケジュールされた要求を実行するには、一定の時間を開けます たとえば、20 個の要求を 1 時間ごとに実行する場合、2 つの異なるバッチにそれぞれ 10 個の要求を分けます。 そして、一方のバッチと他方のバッチを少なくとも 15 分開けて実行するようにスケジュールします。 これらのバッチを同時に実行するようにスケジュールしてはなりません。
すべての Hosts オプションを選択した場合、エージェントマシンに関して記録されるアラームがアラームレポート内で正しくフィルタリングされません。
すべての Hosts オプションを選択して、フィルタを指定した場合、すべてのホストに関して記録されるすべてのアラームは指定したフィルタ条件でフィルタリングされます。 フィルタリングされたアラームはレポートの出力として戻されます。 さらに、このレポートには Agent Not Responding alarms (アラームに応答しないエージェント) と Host Not Responding alarms (監視されているすべてのホストのうち、アラームに応答しないホスト) も含まれます。 この 2 種類のアラームは指定したフィルタ条件でフィルタリングできません。
対処方法: この問題を回避するには、アラームレポートを行うホスト名を明示的に指定します。 次に示す回避方法のどちらかを選択します。
単一のアラームレポートを生成するとき、ホスト名を選択するには、ホスト名を hostname:port の形式で指定するか、Sun Management Center のトポロジ表示から単一のホスト名を選択します。
複数のホストのアラームレポートを生成するとき、ホスト名を選択するには、ホスト名を hostname:port の形式のコンマ区切りリストとして指定するか、Sun Management Center のトポロジ表示から複数のホスト名を選択します。
Service Element for IMAP4 と Synthetic Transaction for IMAP4 モジュールの Service Measurement テーブルに追加された行のセル値が、空 (ゼロ) になってしまいます。 これらのモジュールをアンロードおよびリロードした後に行を追加しても、次のメッセージが表示されて失敗します。
Row with following index exists:nnn |
このバグにより、Service Element for IMAP4 および Synthetic Transaction for IMAP4 モジュールを x86 システムで動作できなくなることがあります。
対処方法: x86 上で実行される IMAP サービスを監視するには、SPARC エージェントホストに Synthetic Transaction for IMAP4 モジュールがロードされていることを確認します。ロードされたモジュールは、x86 システム上の IMAP サービスをプローブするよう構成されていなければなりません。
Java 実行環境のバージョン 1.3.1 からバージョン 1.4.0 を実行している場合、Microsoft Windws 2000 システムの「Modify Service Object」ダイアログボックスがいくつかのテキストフィールドの文字を許可しないことがあります。デフォルトである HTTP からサービスタイプ値を変更しようとすると、「Hostname」および「Instance」テキストフィールドに入力された文字が許可されません。
Java 実行環境のバージョン 1.4.1 を実行している場合、この問題は発生しません。
対処方法: 「Modify Service Object 」ダイアログボックスを使用する前に、Microsoft Windows 2000 システムに Java 実行環境バージョン 1.4.1 をインストールします。
Sun Management Center の Config Reader を IBM LT0 テープライブラリを設置したシステム上で実行すると、一定の間隔で、次のテープドライブエラーが表示されることがあります。
Periodic head cleaning required. |
対処方法:このエラーメッセージは無視してもかまいません。 テープライブラリと Sun Management Center ソフトウェアの動作には影響ありません。
System Management Services (SMS) のコマンドラインで addboard 操作を実行した後、対応する Sun Management Center Platform ビューが更新されるまでに 10 分間待機しなければならないことがあります。
対処方法: Platform ビューが更新されるまで 10 分間待機します。
Sun Fire ハイエンド (15K/12K) プラットフォームオブジェクトの作成後、Sun Management コンソールの右側のパネルにあるプラットフォームアイコンビューが非表示になることがあります。
対処方法:次に示す回避方法のどちらかを選択します。
プラットフォームアイコンを使用しない場合、Sun Management Center コンソールの左側のパネルにある階層を使って移動します。
プラットフォームアイコンを使用したい場合、次のコマンドを使用して、アイコンファイルを適切なディレクトリにコピーします。
# cp /opt/SUNWsymon/classes/base/console/cfg/topoimages \ sf15000-platform-xlarge.gif /var/opt/SUNWsymon/cfg/deviceimages \ Starcat-sf15000-platform-xlarge.gif |
新しいファイル名は元のファイル名とは異なります。
バックスラッシュ (\) は、コマンドラインが継続することを示す UNIX トークンです。
グラフィカルユーザインタフェース (GUI) で「Move Board」操作を実行すると、「Move Dialog」ダイアログの進捗のセクションでその状態を追跡できます。 しかし、操作が成功しても、完了メッセージが示されないことがあります。
対処方法: GUI またはコマンドラインインタフェース (CLI) を使用し、操作が完了したかどうかを確認します。
GUI – 「Move Board」ダイアログボックスを閉じ、「Show Status」ダイアログボックスを開き、操作に関連したメッセージを表示します。 メッセージ No status from the agent は、操作が完了したことを示します。
CLI – SC で実行されたこのコマンドの出力が、操作が完了したかどうかを示します。
% ps -ef | grep moveboard |
以下のドメイン DR 操作を実行すると、編集可能な確認ダイアログボックスが表示されます。
切り離し、接続
割り当て解除、割り当て
電源オン、電源オフ
対処方法: これらのダイアログボックスの内容を変更しても、Sun Management Center 3.5 の機能には影響しません。 「OK」または「Cancel」ボタンをクリックします。
Sun Fire 15K/12K システムで、スロットボードの Domain ビューがドメイン ID を誤って表示することがあります。 スロットボードが、指定のドメイン ID n で ACL リストに一覧表示される場合、そのビューのドメインからボードが割り当て解除された後でも、そのドメイン ID n は残ります。
対処方法: ドメイン ID が正しいかどうかを判断するには、Domain ビューではなく Platform ビューを確認します。
「Platform Administration」->「Slots」->「SC」テーブルに一覧表示されるシステムコントローラ (SC) でマウスボタン 3 を押しても、メニューに電源オフのオプションが表示されません。
対処方法: コマンドラインインタフェース (CLI) を使用し、システムコントローラの電源をオフにします。
「Platform Administration」 ->「Slots」->「Power Supply」テーブルに一覧表示されている電源装置でマウスボタン 3 を押しても、メニューに電源オン/オフのオプションが表示されません。
対処方法: コマンドラインインタフェース (CLI) を使用し、電源装置の電源をオンまたはオフにします。
ホットプラグ操作後、「Platform Administration」->「Slots」->「CPU」テーブルおよび「I/O Boards」テーブルのノード名が見当たりません。
対処方法: 「Refresh」ボタンを使用してテーブルを再表示し、正しい値を表示させます。
DR モジュール ->「Attachment Points」->「WPCI Board」テーブルで Sun Fire Link peripheral component interconnect (WPCI) ボードの動的再構成 (DR) 操作を試行しても、状態ウィンドウに WPCI ボードを動的に再構成できないことを示すエラーメッセージが表示されません。
対処方法: コマンドラインインタフェース (CLI) を使用し、WPCI ボードを動的に再構成します。
インターネットプロトコル (IP) 論理アドレスが setupplatform -p sc コマンドによってシステムコントローラにすでに設定されている場合は、Platform Administration モジュールにシステムコントローラを設定する時に論理 IP アドレスを使用する必要があります。 そうしなければ黒のスプラットが示され、Platform Administration モジュールのすべてのテーブルが空白になります。
対処方法: showplatform -p sc コマンドを使用し、システムコントローラに論理 IP アドレスが設定されているかどうかを確認します。 設定されていれば、Platform Administration モジュールにシステムコントローラの論理 IP アドレスを設定します。
ネットワークアドレス変換 (NAT) 環境で Sun Management Center を Sun Fire Link と共に使用するには、先にパッチをインストールする必要があります。
対処方法: 動作中の Solaris のバージョンに応じ、パッチを選択します。
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 116164
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 116162
Sun Fire ミッドレンジシステムで Sun Fire Link グラフィカルユーザインタフェース (GUI) を使用すると、予期しない動作が発生する可能性があります。 「OK」ボタンをクリックしても、ダイアログボックスが閉じられないことがあります。 また、ダイアログボックスの状態メッセージに、古い情報が表示されることがあります。
対処方法: このような動作が発生した場合は、GUI の代わりにコマンドラインインタフェース (CLI) を使用し、最新の状態情報を表示させます。
クラスタを構成した後、すべてのリンクが確立する前にノードに障害が発生すると、Sun Management Center コンソールと「Fabric Details」ウィンドウが凍結することがあります。
対処方法:動作中の Solaris のバージョンに応じ、パッチを適用します。
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 116164–02
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 116160–01 および 116162–01
Sun Fire Link Switch 構成にストライピングレベル 1 を選択すると、ストライピングレベルは自動的に 2 にアップグレードされます。しかし、そのレベルが Sun Management Center コンソールの「Fabric Details」ウィンドウに反映されません。
対処方法:動作中の Solaris のバージョンに応じ、パッチを適用します。
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 116164–02
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 114995–02 および 1161612–01
「Fabric Details」ウィンドウにリンク状態が表示されているとき、クラスタノードが停止すると、Sun Management Center コンソールは 1 時間以上、影響を受けたリンクの状態を更新しないことがあります。 さらに、クラスタノードが復元して、リンクが確立し直しても、「Fabric Details」ウィンドウにはそのリンクが停止したままであると表示されることがあります。
対処方法:動作中の Solaris のバージョンに応じ、パッチを適用します。
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 116164–01
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 116162–01
ファブリックを読み込み解除して停止し、別のファブリックを異なる名前で読み込んだ場合、Sun Management Center コンソールウィンドウに表示されている Sun Fire Link (SFL) オブジェクトアイコンの名前は停止したはずのファブリックの名前のままになります。 しかし、Fabric アイコンラベルには新しいファブリックの名前が表示されます。
対処方法: 停止したいファブリックを読み込み解除して停止した後、対応する複合オブジェクトを削除します。
Sun Management Center の「Fabric Details」ウィンドウ内のマウスボタン 3 を押し、ファブリックアイコンポップアップメニューを表示しても、「Manage Registered Nodes」メニューオプションが表示されない場合があります。
対処方法: 「Manage Registered Nodes」メニューオプションを選択するときには、「Fabric」メニューを使用します。
Sun Fire Link スイッチモジュールがアラームを発したとき、Switch Physical View または Logical View (PV/LV) にアラームの色が表示されません。
対処方法:正しいアラームの色は、そのモジュールのブラウザとアラームの表に表示されます。
Chassis & Links perspective の大きいアイコン表示では、「Fabric Details」ウィンドウの右側にスクロールバーが表示されません。 イメージが「Fabric Details」ウィンドウよりも大きい場合は必ず、スクロールバーが表示される必要があります。 スクロールバーを使用すると、すべてのノードを大きなパーティションに表示できます。
対処方法: Chassis & Links perspective で、大きいアイコン表示を小さいアイコン表示に変更します。 スクロールバーが表示されます。 大きいアイコン表示に戻します。 スクロールバーは表示されたままです。
Chassis & Links perspective から Nodes & Routes perspective に変更しても、スクロールバーは表示されます。 しかし、Chassis & Links perspective (の大きいアイコン表示) に戻しても、スクロールバーは表示されません。
Sun Management Center の Chassis & Links perspective では、次のような状況において、「Fabric Details」ウィンドウに空のグレーの四角が表示されることがあります。
パーティションに新たに作成したオブジェクトにスイッチを追加する前。
ファブリックを構成解除するとき、単一のパーティションから最後のスイッチを削除した後。
対処方法: 適切なパッチを適用します。
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 116164–02
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 116162–01
Fire Link Fabric Manager Remote Shared Memory (WRSM) プロクシがカーネルシステムイベント通知デーモン syseventd(1M) からイベントを受領すると、プロクシがメモリーをリークします。
対処方法: Solaris 8 または Solaris 9 プラットフォームでは、パッチ 114786–02 を適用します。
Fabric Details コンテキストで Route Properties データを表示しているとき、いくつかのデータが表の 「To」フィールドと「From」フィールドから消えることがあります。
対処方法: なし
Sun Fire ハイエンド (15K/12K) シャーシに、同一パーティションに構成された 2 つ以上のノードがある場合、そのシャーシがパーティション内で複数ノードを有する唯一のシャーシであれば、パーティションからノードを削除しようとしても失敗することがあります。 この問題の原因は、単一のシャーシから複数のノードを同じパーティションに構成するときに、メモリーマッピング用エイリアスを作成する必要があるためです。 このメモリーマッピング用エイリアスの作成は、同じパーティションに複数のノードを構成しているシャーシごとに独自に行われます。 ところが、あるパーティションからあるシャーシのノードを 1 つを除いてすべて削除すると、(1 つのノードが残っているにもかかわらず)、そのシャーシ用に作成されたメモリーマッピング用エイリアスが無効になってしまいます。
たとえば、あるパーティションが以下の 3 つのノードで構成されていると仮定します。
xc1-a、xc1-b、xc2-a |
ここで、 xc1 および xc2 とは 2 つの Sun Fire ハイエンド (15K/12K) システムです。
このパーティションから xc1-a または xc1-b のどちらかを削除すると、システム xc1 のメモリーマッピングエイリアスが無効になってしまいます。
しかし、同じパーティションに複数のノードを持つシャーシが複数存在する場合、一方のシャーシの無効なメモリーマッピングエイリアスをもう一方のシャーシの有効なメモリーマッピングエイリアスが補います。 この補完により、パーティションを継続して使用できます。
たとえば、あるパーティションが以下の 4 つのノードで構成されていると仮定します。
xc1-a、xc1-b、xc2-a、xc2-b |
このパーティションから xc1-a または xc1-b のどちらかを削除すると、システム xc1 のメモリーマッピングエイリアスが無効になってしまいます。 しかし、シャーシ xc2 のエイリアスが有効なままとなります。 したがって、このパーティションは使用し続けることができます。
対処方法:Solaris 8 プラットフォームには、パッチ 116160–01 を適用します。
Sun UltraTM 5 ワークステーション上で Agent Update ユーティリティを使用して Sun Management Center 3.5 エージェントをアップグレードすると、Sun Ultra 5 ワークステーションが Sun Ultra 10 ワークステーションとして認識することがあります。 その結果、「Sun Management Center」ウィンドウでは、Sun Ultra 5 のアイコンと物理表示は Sun Ultra 10 として表示されます。
対処方法: この問題を回避するには、次の手順に従います。
システムプロンプトで以下のコマンドを入力し、Sun Management Center エージェントを停止します。
# es-stop -a |
次のディレクトリに移動します。
# cd /var/opt/SUNWsymon/platform |
platform prop ファイルで UltraModel=10 エントリを UltraModel=5 に変更します。
次のコマンドを入力し、Sun Management Center エージェントを起動します。
# es-start -a |
検出要求を実行して、プラットフォームタイプ別にプラットフォームを検出および選択すると、利用できるプラットフォームがドロップダウンメニューに表示されます。 このドロップダウンメニューは、「New Discovery Request」ダイアログボックスの 「Filters」タブにあります。
しかし、このドロップダウンメニューには、次の Sun Enterprise Ultra サーバのエントリが表示されません。
Sun Enterprise Ultra 2
Sun Enterprise Ultra 5
Sun Enterprise Ultra 10
対処方法: これらの Sun Enterprise Ultra サーバに対して検出要求を実行する必要がある場合、手作業で要求を実行します。
Sun Management Center 3.5 Update 1 には、最新の SUNWluxop パッチが必要です。
対処方法:A5 x00 ストレージを有するシステムには、SUNWluxop パッケージのパッチをダウンロードし、適用します。
Solaris 6 プラットフォーム: パッチはありません。
Solaris 7 プラットフォーム: パッチ 107473-07 以降
Solaris 8 プラットフォーム: パッチ 111413-12 以降
Solaris 9 プラットフォーム: パッチ 113043-06 以降