多くの詳細レベルが表示可能なタブでは、「詳細」ウィンドウのアイコンをダブルクリックして、下位レベルの情報を表示することができます。各カテゴリは多くのサブカテゴリを持つことが可能です。
テーブルセルの情報が長すぎて完全に表示できない場合は、マウスポインタをセルに数秒間置くことによって、ポップアップウィンドウにすべてのテキストを表示することができます。
階層を開いたり閉じたりする場合は、展開アイコンを使用します。階層は、「ハンドル」が右を指すと閉じ、「ハンドル」が下を指すと開きます。
次のいずれかの方法で「詳細」ウィンドウを起動します。
階層表示またはトポロジ表示の「オブジェクト」アイコンをダブルクリックする。
「オブジェクト」アイコン上でマウスボタン 3 を押して、ポップアップメニューから「詳細」を選択する。
管理オブジェクトではなく、必ずオブジェクトを選択してください。「詳細」ウィンドウは管理オブジェクトには対応していません。
「詳細」ウィンドウが表示されます (次の図を参照)。
タブをクリックして、該当するカテゴリの詳細を表示します。
ログファイルは、全体または一部だけを表示することができます。また、ログファイルに追加されたメッセージを監視することも可能です。
「詳細」ウィンドウの「ログ表示」タブをクリックします。
「ログファイルタイプの選択」メニューから「システムログ」を選択します。
「ファイル」フィールドをクリックして「Syslog」を選択します。
システムログメッセージが表示されます。
画面を更新して新規メッセージを表示する場合は、「再読み込み」をクリックします。
フィルタを適用して、指定した日付範囲やテキストパターンと一致したメッセージのみを表示することができます。また、レポートする最大検索数を指定して、検索の規模を限定することができます。
「詳細」ウィンドウの「ログ表示」タブを選択して、「フィルタ」ボタンをクリックします。
「メッセージのフィルタオプション」ダイアログボックスが表示されます。
表示する最初のログメッセージの日付を選択します。
表示する最初のログメッセージの時間を選択します。
表示する最後のログメッセージの日付を選択します。
表示する最後のログメッセージの時間を選択します。
検索テキストパターンを「検索するテキストパターン」フィールドに入力します。
対象となるメッセージタイプに固有のテキストパターンを使用してください。
「順方向」または「逆方向」でログファイルのメッセージの検索方向を指定します。
ログファイルの終わりから検索する場合は「逆方向」を選択し、最初から検索する場合は「順方向」を選択します。
(省略可能) 一致したログメッセージの最大検索数を「最大報告件数」フィールドに入力します。
ゼロ (0) を入力すると、一致したメッセージが最大 100 メッセージまで表示されます。
ログメッセージをフィルタリングし、再読み込みしたあとにこのウィンドウを閉じるには、「了解」ボタンを押します。
監視機能は、新たに発生したログメッセージを表示します。新規メッセージは強調表示されます。
「ログ表示」画面の「監視」ボタンをクリックします。
「監視フィルタオプション」ダイアログボックスが表示されます。
「ログファイル監視を有効にする」を選択して、ログファイルの監視を使用可能にします。
検索テキストパターンを「検索するテキストパターン」フィールドに入力します。
テキストパターンには UNIX の正規表現を使用することができます。正規表現については、regex (1F) のマニュアルページを参照してください。
対象となるメッセージタイプに固有のテキストパターンを使用してください。
ログメッセージの監視を適応してこのウィンドウを閉じるには、「了解」ボタンをクリックします。
メッセージセットが読み込まれて「フィルタ対象メッセージ」領域に表示されると、そのメッセージセット内の特定の文字列を検索することができます。
「詳細」ウィンドウの「ログ表示」タブをクリックします。
検索する文字列を「検索」フィールドに入力します。
アスタリスク (*) を使用するワイルドカード検索は、ログ表示の検索機能ではサポートされません。アスタリスクを含むメッセージを検索する場合は、アスタリスクの前にバックスラッシュ (\) を入力します (例: \*)。
Return キーを押して、指定した文字列のログメッセージを検索します。
最初に一致したメッセージが強調表示されます。
下向き矢印または上向き矢印をクリックして、さらに一致するメッセージを検索します。
「詳細」ウィンドウの「ログ表示」タブを選択し、「ログファイルタイプの選択」メニューから 「Sun Management Center ログ」を指定します。
ログファイルのリストがサブメニューとして表示されます。
表示する Sun Management Center のログファイルを選択します。
選択したログファイルのメッセージが表示されます。
情報にフィルタを適応するには、「フィルタ」ボタンをクリックします。次に、フィルタパラメータを「メッセージのフィルタオプション」ダイアログボックスに入力します。
指定条件でフィルタリングした情報が表示されます。
現在フィルタリングされたログメッセージセットを再表示し、再読み込みするには、「再読み込み」ボタンをクリックします。
「詳細」ウィンドウの「ログ表示」タブを選択し、「ログファイルタイプの選択」メニューから「その他のログ」を選択します。
「その他のログ」オプションは、 Logview ACL モジュール (ローカルアプリケーション) が読み込まれている場合にのみ有効です。
ログ情報をフィルタリングするには、「フィルタ」ボタンをクリックします。次に、フィルタパラメータを「メッセージのフィルタオプション」ダイアログボックスに入力します。
指定条件でフィルタリングした情報が表示されます。
このソフトウェアでは、アプリケーション情報と特定のプロセス情報 (メモリー容量、現在の CPU 使用状況など) を表示することができます。
プロセス情報を表示するためには、Solaris プロセス詳細モジュールを読み込んでおく必要があります。手順は、「モジュールを読み込む」を参照してください。
「詳細」ウィンドウの「アプリケーション」タブをクリックします。
「アプリケーション」パネルに使用可能なアプリケーションが一覧表示されます。Solaris プロセス詳細モジュールを読み込むと、デフォルト設定は次のようになります。
ウィンドウの左側のプロセス表示アプリケーションが選択される。
ウィンドウの右側にプロセス情報が表示される。
ほかのアプリケーションの情報を表示するには、ウィンドウ左側のリストからアプリケーション名をクリックします。
たとえば、Hardware Diagnostic Suite の情報などを表示できます。ウィンドウの右側が選択したアプリケーションの情報に更新されます。
デフォルトでは、「プロセス表示」テーブルは次の情報を表示します。
プロセス識別子 (プロセス ID)
プロセスの実行ユーザー
プロセスの CPU 使用量
プロセスのメモリー使用量
プロセスのコマンド行
次の手順で、テーブルに新規情報を追加します。
「詳細」ウィンドウの「アプリケーション」タブをクリックします。
プロセステーブル上部の「列の表示」ボタンをクリックして、使用可能なプロセスプロパティーのリストを表示します。
テーブル列の横にチェックマークが表示されます。
テーブルにプロパティーの情報を追加するために、プロパティーを選択します。
既存の列の右側に新規の列が追加され、そこに選択したプロパティーが表示されます。
さらにプロパティーを追加する場合は、上記の手順を繰り返します。
すべてのプロセスプロパティーを表示するには、「列の表示」リストの下の「すべて」ボタンを選択します。
プロセス (行) は、プロパティー (列見出し) で昇順または降順にソートすることができます。たとえば、CPU 時間率 (%) 列を、最小値または最大値から順にソートすることができます。
列を昇順でソートするには、テーブル列見出しのプロパティーをクリックします。
このプロパティーのプロセス (行) が昇順で更新されます。
列を降順でソートするには、Shift キーを押しながらテーブル列見出しのプロパティーをクリックします。
このプロパティーのプロセス (行) が降順で更新されます。
列の順序は再配置することができます。
「詳細」ウィンドウを開いたまま構成リーダモジュールや動的再構成モジュールを読み込みまたは読み込み解除する場合は、「詳細」ウィンドウを一旦閉じてから再び 開いて結果を表示する必要があります。
「詳細」ウィンドウの「ハードウェア」タブをクリックします。
「ハードウェア」パネルにハードウェア情報が表示されます。
対象となる構成を選択します。
ウィンドウが更新されて、選択した構成が表示されます。
選択したシステムの「詳細」ウィンドウを開きます。
「詳細」ウィンドウの「モジュールマネージャー」タブを選択して、 動的再構成 (DR) モジュールが読み込まれているかを確認します。
必要に応じて、このモジュールを読み込みます。モジュールの読み込みに関する詳細は、「モジュールを読み込む」を参照してください。
「詳細」ウィンドウの「ハードウェア」タブを選択します。
「表示」メニューの物理表示または論理表示のカテゴリで、「システム」を指定します。
表示が切り替わり、最上部に「再構成」ボタンが表示されます。
「再構成」ボタンをクリックします。
動的再構成モジュールが読み込まれていないと、ポップアップウィンドウにエラーメッセージが表示されます。
動的再構成モジュールが読み込まれていると、「動的再構成」ポップアップウィンドウが表示されます。
ボードスロットまたはメモリーバンクを選択します。
「動的再構成」ボタンは、選択したボードやメモリーで許可されない操作には選択できません。
選択したメモリーまたはボードに適用する機能ボタンをクリックします。
機能 |
働き |
---|---|
構成 |
選択したボードまたはメモリーをシステム構成に追加します。ボードが接続状態になっていない場合は、ボードの電源を入れます。 |
構成解除 |
選択したボードまたはメモリーをシステム構成から削除します。ボードの電源は維持されます。 |
接続 |
ボードの電源を入れます。ボードの基本テストは実行されるが、ボードはシステム構成に自動追加されません。 注 – この機能には構成機能が含まれます。 |
切断 |
ボードの電源を切断します。ボードを削除できる状態になると黄色の Service LED が点灯し、Power および Cycling LED が消灯します。 |
メモリーをテスト |
選択されたメモリーをテストします。 注 – メモリーテストには時間がかかります。大容量の DIMM では、1 時間以上かかる場合があります。 |