Sun Management Center 3.6.1 ユーザーガイド

フィルタの使用

フィルタを使用すると、オブジェクトを明示的に選択するのではなく、定義した条件に従って選択できます。

Procedureフィルタを定義する

  1. 「ジョブの管理」ウィンドウの「新しいフィルタ」ボタンをクリックします。

    「新しいフィルタ」ウィンドウが表示されます。

  2. 「フィルタ名」フィールドに名前を入力します。

    この名前はフィルタを説明するものとします ( Solaris 8 など)。

    次に、さまざまなフィルタリング条件を定義する方法について説明します。これらの条件は、いくつか組み合わせて使用することができます。たとえば、プラットフォームのフィルタとオペレーティングシステムのフィルタを定義すると、両方の条件と一致したオブジェクトを選択できます。

  3. オブジェクトのラベルを基準に選択するには、「オブジェクトラベルのフィルタ」を指定して一致させるテキスト列を入力します。

    次のいずれかのキーワードを使用して一致レベルを制御します。

    • 含む – 指定されたテキスト列を含むラベルの全オブジェクトと一致 (*text*)。「含む」はデフォルト動作です。

    • 開始文字列 – 指定されたテキスト列から始まるラベルの全オブジェクトと一致 (text*)。

    • 終了文字列 – 指定されたテキスト列で終わるラベルの全オブジェクトと一致 (*text)。


    ヒント –

    完全一致させるには、テキスト列を入力して「完全一致」をクリックします。


  4. ハードウェアプラットフォームを基準にオブジェクトを選択するには、「プラットフォームタイプのフィルタ」を選択します。

    1. リストの左側からプラットフォームタイプを選択します。

    2. このタイプをフィルタリング条件に追加するには、「追加」ボタンをクリックします。

    3. プラットフォームタイプを基準にオブジェクトを除外するには、「除外する」をクリックします。

    4. プラットフォームフィルタを削除するには、リストの右側からプラットフォームタイプを選択して「削除」ボタンをクリックします。

  5. オペレーティング環境を基準にオブジェクトを選択するには、「オペレーティングシステムのフィルタ」を選択します。

    1. リストの左側からオペレーティング環境を選択します。

    2. このオペレーティング環境をフィルタリング条件に追加するには、「追加」ボタンをクリックします。

    3. オペレーティング環境を基準にオブジェクトを除外するには、「除外する」を選択します。

    4. オペレーティング環境フィルタを削除するには、リストの右側からオペレーティング環境を指定して「削除」ボタンをクリックします。

  6. システム上に読み込まれたモジュールを基準にオブジェクトを選択するには、「読み込まれるモジュールのフィルタ」を選択します。

    1. リストの左側からモジュールを選択します。

      たとえば、カーネルリーダが読み込まれた全システムを含める場合は、「カーネルリーダ (簡易)」を選択します。

    2. このモジュールをフィルタリング条件に追加するには、「追加」ボタンをクリックします。

    3. 読み込まれたモジュールを基準にオブジェクトを除外するには、「除外する」を選択します。

    4. モジュールフィルタを削除するには、リストの右側からモジュールを指定して「削除」をクリックします。

  7. IP アドレスを基準にオブジェクトを選択するには、「IP アドレスのフィルタ」の横のボックスをクリックします。

    1. 選択するオブジェクト範囲の最初の IP アドレスを入力します。

      たとえば、IPアドレスが 186.255.255.240 と186.255.255.254 の間のオブジェクト のみ含める場合は、186.255.255.240 と入力します。

    2. 選択するオブジェクト範囲の最後の IP アドレスを入力します。

      たとえば、 IP アドレスが 186.255.255.240 と 186.255.255.254 の間のオブジェクトだけを選択する場合は、186.255.255.254 と入力します。

  8. (省略可能) フィルタの内容を入力します。

  9. フィルタの定義を確認するには、「フィルタの追加」をクリックします。

    フィルタを定義するために、「新しいフィルタ」ウィンドウは表示されたままです。

    別のフィルタを定義するために既存フィルタを消去する場合は、「フォームをリセット」をクリックします。

  10. フィルタの定義が終了したら、「閉じる」をクリックして 「新しいフィルタ」ウィンドウを閉じます。

Procedureフィルタを変更する

  1. 「ジョブの管理」ウィンドウで、「新しいフィルタ」ボタンをクリックします。

  2. 「新しいフィルタ」ウィンドウで、変更するフィルタを 「現在のフィルタ」リストから選択します。

  3. 必要な変更を行います。

    フィルタに関する詳細は、「フィルタの使用」を参照してください。

  4. 変更を保存するには、「フィルタの更新」をクリックします。

  5. 「新しいフィルタ」ウィンドウを閉じるには、「閉じる」をクリックします。

  6. 変更したフィルタを適用するには、「ジョブの管理」ウィンドウの「ジョブの更新」をクリックします。

Procedureフィルタを削除する

  1. 「ジョブの管理」ウィンドウで、「新しいフィルタ」をクリックします。

  2. 「新しいフィルタ」ウィンドウで、削除するタスクを「現在のフィルタ」リストから選択します。

    「削除」確認ウィンドウが表示され、フィルタを永久に削除することが確認されます。

  3. フィルタを永久に削除する場合は、「削除」をクリックします。