Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド

アラーム情報の表示

アラームマネージャソフトウェアは、管理ドメインのアラーム情報を表示します。メインコンソールウィンドウと「アラーム詳細」ウィンドウに管理ドメイン内のオブジェクトアラーム情報を表示できます。

Procedureメインコンソールウィンドウからアラームを表示する

アラーム条件が発生すると、コンソールウィンドウに色付きのアラームインジケータが表示されます。アラームインジケータの詳細は、「アラームの重大度」を参照してください。

次の手順に従って、アラームの詳細を表示します。

手順
  1. 現在のアラームの概要を表示するために、メインコンソールウィンドウの「ドメイン状態の概要」ボタンをいずれか 1 つクリックします。

    「ドメイン状態の詳細」ウィンドウにオブジェクトのリストが表示されます。これらのオブジェクトは、ボタンのアイコンと最も高い重大度が一致する、少なくとも 1 つの開始状態の未確認アラームを持っています。これらのアイコンの詳細は、「アラームの重大度」を参照してください。

    「ドメイン状態の詳細」ウィンドウで、次のことを行うことができます。

  2. 特定のアラームの詳細を表示するには、次のいずれかの方法を使用します。

    • 「ドメイン状態」アラームテーブルの対象となる行をダブルクリックする。

    • 対象となる行をクリックしてから「詳細」ボタンをクリックする。

    指定した管理オブジェクトの「詳細」ウィンドウが表示されます。「アラーム」タブが選択された状態で、アラーム情報が表示されます。このウィンドウでは、次のタスクを実行できます。

Procedure特定の管理オブジェクトのアラームにアクセスする

メインコンソールウィンドウで管理オブジェクトのアイコンの横にアラームアイコンが表示されている場合は、その特定のオブジェクトのすべてのアラームを表示することができます。

手順
  1. 管理オブジェクトのアイコンをダブルクリックします。

    該当する管理オブジェクトの「詳細」ウィンドウが「モジュールブラウザ」タブが選択された状態で表示されます。

  2. 「アラーム」タブをクリックします。

    「詳細」ウィンドウが切り替わり、現在の管理オブジェクトの開始状態アラームがすべて表示されます。

Procedure「詳細」ウィンドウからアラームにアクセスする

手順
  1. メインコンソールウィンドウのホスト上でマウスボタン 3 を押して、ポップアップメニューから「詳細」を選択します。

    「詳細」ウィンドウが表示されます。

  2. 「アラーム」タブをクリックします。

    「アラーム詳細」ウィンドウが表示されます。


    注 –

    ボールドの見出しは、アラームテーブルのソート基準となる列です。下向きまたは上向きの矢印は、列のソート順を示します。たとえば、図 12–2 のアラームテーブルでは、開始日時を基準に、降順 (新しい順) にアラームをソートしています。これは、デフォルトのソート順です。


    図 12–2 「アラーム詳細」ウィンドウ

    「Alarms」タブが選択された状態で、2 つの重大アラームの情報を表示した「Details」ウィンドウ。

    ソート順の変更については、「アラームテーブルをソートする」を参照してください。

Procedureドメイン状態のアラームをソートする

デフォルトでは、「ドメイン状態の詳細」ウィンドウのアラームは新しい順に ソートされます。

手順
  1. 「ドメイン状態の詳細」ウィンドウの「ソート」ボタンをクリックします。

    「ソートオプション」ウィンドウが表示されます。

  2. アラームをアルファベット順でソートするか、受信した時間順でソートするかを決定します。

    • 状態メッセージをアルファベット順でソートする場合は、「状態メッセージ」(アルファベット順) をクリックします。

    • 受信した時間順 (最新順) でソートする場合は、「Time」(最新順) をクリックします。

  3. 「了解」ボタンをクリックします。

    「ドメイン状態の詳細」ウィンドウが指定した順序で更新されます。

Procedureアラームテーブルをソートする

手順

    アラームテーブルの任意の列見出しをダブルクリックします。

    • 現在アラームテーブルが昇順でソートされていると、指定した列を基準にテーブルが降順でただちに再表示されます。

    • 現在アラームテーブルが降順でソートされていると、指定した列を基準にテーブルが昇順でただちに再表示されます。

    テーブルに多くのアラームが含まれる場合は、ソート順の変更に数秒かかる可能性があります。

    列見出しの右側には、ソート順を示す下向きまたは上向きの矢印があります。下向き矢印は降順で、上向き矢印は昇順です。矢印インジケータと選択した列見出しはボールド体で表示され、現在のソート順を示します。次は、各列見出しのデフォルトのソート順です。

    アラームレベル

    最も高い重大度 (停止) のアラームから最も低い重大度 (オフまたは使用不可) のアラームの順

    開始時間

    最新のアラームから古いアラームの順

    処理

    アラームのソート順は次のとおりです。

    1. 実行されて終了した処理を持つアラーム

    2. 保留アクションを持つアラーム

    3. 処理がないアラーム

    状態

    開始状態のアラームから停止状態のアラームの順

    メッセージ

    アルファベット順

Procedureアラームテーブルを更新する

新規アラームがデータベースに入力されても、表示中のアラームテーブルは変わりません。これは、新規アラームが現在のページに影響する場合も同じです。アラームテーブルは、既存アラームを削除すると自動的に更新されます。

手順

    アラームテーブルを開くには、「再表示」ボタンをクリックします。

    アラームテーブルが、新規のアラームを反映して更新されます。プログラムがページ分割を再計算して新規アラームを追加します。さらに、更新日時が「状態更新時間」フィールドに表示されます。

Procedureアラームテーブルをフィルタリングする

手順
  1. 「アラーム」タブが選択された「詳細」ウィンドウで、「オプション」メニューから「アラームの表示」を指定します。

    「指定されたアラームの表示」ダイアログボックスが表示されます。

    図 12–3 「指定されたアラームの表示」ダイアログ

    表示対象の全重大度の開状態のアラームを示した「View Specific Alarms」の選択ウィンドウ。

  2. 項目の横のボックスをクリックして、アラームテーブルに含める項目を選択します。

    選択したボックスごとにチェックマークが表示されます。このダイアログボックスで、テーブルに表示するアラームの重大度、状態、確認状況などが選択できます。

  3. 選択に同意します。

    • 選択に同意して「指定されたアラームの表示」ダイアログボックスを閉じるには、「了解」ボタンをクリックします。

    • に同意して「指定されたアラームの表示」ダイアログボックスをそのまま表示するには、「適用」ボタンをクリックします。

    アラームテーブルがフィルタリングされ、選択項目を反映して再表示されます。

Procedureアラームアクティビティのログを表示する

Sun Management Center ソフトウェアは、ログファイルのアラームアクティビティを表示することができます。このログを表示するには、次の手順を実行します。

手順
  1. Sun Management Center サーバの「詳細」ウィンドウで、「ログ表示」タブをクリックします。

  2. 「ログファイルタイプの選択」メニュー (ページ先頭にある左端のアイコン) から「Sun Management Center ログ」を選択します。

  3. 「Sun Management Center ログ」リストから eventHistory.log を選択します。

    ウィンドウに eventHistory.log ファイルの内容が表示されます。