Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド

トポロジ拡張コマンド

CLI には、トポロジを管理するための拡張コマンドが 9 つあります。

トポロジコマンドパラメータ

トポロジ拡張コマンドでは、次のパラメータを使用できます。a および t パラメータの詳細は、「定義済みのパラメータとフラグ」を参照してください。

agentPort

agentPort パラメータの値は、エージェントポート番号です。agentPort の指定がないと、デフォルト値の 161 になります。agentPort パラメータは、省略可能で、url パラメータの指定がなくデフォルトポートも使用しないときにだけ使用します。

arch

arch パラメータの値は、トポロジオブジェクトのアーキテクチャです。

domain

domain パラメータの値は、setCurrentDomain コマンドに必要な Sun Management Center のドメイン名です。

domainmode

domainmode パラメータの値は、 follow または ignore です。follow の場合、import コマンドは、ファイルから指定されたターゲットドメインにグループとドメイン情報の両方をインポートします。ignore の場合は、ドメイン情報が無視されます。

family

family パラメータの値は、トポロジオブジェクトのオブジェクトファミリです。省略された場合は、自動的に取得されます。

filename

filename パラメータの値はファイルの名前です。このパラメータは、export および import コマンドでのトポロジデータのエクスポートやインポートに使用します。

fullDesc

fullDesc パラメータは、作成するエンティティまたはグループを説明するテキストです。

isPolled

isPolled パラメータの値は true か false です。このパラメータ値が true の場合、エンティティは、ポーリングタイプ (pollType) に従って状態情報のポーリングを行います。デフォルト値は true です。

mode

mode パラメータの値は append または overwrite です。append の場合、export コマンドはファイルの終わりにトポロジデータを付加します。overwrite の場合は、新しいトポロジデータでファイルが上書きされます。

nodemode

nodemode パラメータの値は replace または ignore です。replace の場合、ファイルとドメインの間に矛盾するデータがあると、ドメイン内のデータはファイル内のデータで置き換えられます。ignore の場合、矛盾するデータは無視されます。

pollType

pollType パラメータの値は、エンティティのポーリングタイプです。次に、pollType パラメータで使用可能な値を示します。

  • agroup – アクティブなエージェントがインストールされ、動作しているグループを特定します。

  • ahost – アクティブエージェントがインストールされ、動作しているホストを特定します。

  • amod – アクティブエージェントを持つモジュールを特定します。

  • aprox – SNMP プロキシモジュールを実行中のエージェントを特定します。

  • dummy – 監視されていないデバイスを特定します。

  • ping – ICMP ping コマンドを使用して監視するホストを特定します。

  • snmp – SNMP ping コマンドを使用して監視するホストを特定します。

readInfo

readInfo パラメータの値は、SNMP ポーリングされたオブジェクトに対する SNMPv1 読み取りコミュニティの名前です。

targetHost

targetHost パラメータの値は、ターゲットホストの名前です。

targetIp

targetIP パラメータの値は、ターゲットホストの IP アドレスです。

topoCfg

topoCfg パラメータの値は、管理エンティティのトポロジ表現に対する構成情報です。

topoType

topoType パラメータの値は、管理エンティティのトポロジ表現タイプです。

url

url パラメータの値は、ポーリングするエンティティの URL です。url パラメータの値は、次のような形式で指定できます。

ping://hostname
snmp://hostname:port/oid/#.#.#.#
snmp://hostname:port/[mod,sym]/path
validity

validity パラメータの値は、エクスポートしたトポロジデータの有効期間を示す日数です。有効な値は、Unlimited、7、15、30、90 のいずれかです。

writeInfo

writeInfo パラメータの値は、ポーリングされた SNMP オブジェクトに対する SNMPv1 書き込みコミュニティの名前です。

トポロジコマンド

トポロジを管理するための拡張コマンドは 9 つあります。

createEntity

説明

createEntity コマンドは、管理エンティティを生成します。

構文

createEntity t=topoObject pollType=ahost|amod|aprox|dummy|ping|snmp [fullDesc=text] [targetHost=host] [agentPort=port] [targetIp=ip] [family=family] [isPolled=true|false] [topoType=text] [topoCfg=text] [readInfo=text] [writeInfo=text] [url=url]

パラメータ

t、pollType、fullDesc 、targetHost、 agentPort、 targetIp、family、isPolled、

topoType、topoCfg、readInfo、 writeInfo、url。

If the url または agentPort パラメータが指定された場合、デフォルトポートの 161 は使用されません。

createGroup

説明

createGroup コマンドは、トポロジのドメインやグループを作成します。

構文

createGroup t=topoObject [family=base|building-view|campus-view|network-view|subnetwork-view] [fullDesc=desc]

パラメータ

t、family、fullDesc 。

作成するエンティティがグループの場合、family パラメータは必須です。

作成するエンティティがドメインの場合、family および fullDesc パラメータは無視されます。

delTopoObject

説明

delTopoObject コマンドは、管理トポロジ階層の管理トポロジオブジェクトを削除します。指定したトポロジオブジェクトの下位オブジェクトもすべて削除されます。

構文

delTopoObject t=topoObject

パラメータ

t

export

説明

export コマンドは、1 つ以上のドメイン内のトポロジデータをファイルにエクスポートします。

構文

export filename=filename domain=domain|"All Domains" mode=append|overwrite validity=Unlimited|7|15|30|90 [comment=text]

パラメータ

filename、domain、 mode、validity、comment。

getAgentPort

説明

getAgentPort コマンドは、トポロジドメインの指定ホスト上で動作する Sun Management Center エージェントのポート番号を返します。エージェントが複数の場合は、ポート番号のリストを返します。

構文

getAgentPort a=host[,host]* [t=topoObject]

パラメータ

a および t。

t パラメータが省略された場合は、デフォルトドメインが使用されます。

getAllTopoObjects

説明

getAllTopoObjects コマンドは、管理トポロジ階層にあって、arch、family、または pollType パラメータで指定された条件を満たす全管理オブジェクトの一覧を返します。

構文

getAllTopoObjects t=topoObject [arch=os] [family=platform] [pollType=aview|ahost|amod|aprox|dummy|ping|snmp]

パラメータ

t、arch、family、pollType。

getCurrentDomain

説明

getCurrentDomain コマンドは、現在のドメインの名前を返します。

構文

getCurrentDomain

パラメータ

なし

getDomains

説明

getDomains コマンドは、現在のサーバコンテキスト内のすべての管理ドメインを返します。

構文

getDomains

パラメータ

なし

getTopoObject

説明

getTopoObject コマンドは、 t パラメータで指定されたトポロジオブジェクトの直下にあって、arch、family、または pollType パラメータで指定された条件を満たす管理オブジェクトのリストを返します。

構文

getTopoObject t=topoObject [arch=os] [family=platform] [pollType=aview|ahost|amod|aprox|dummy|ping|snmp]

パラメータ

t、arch、family、pollType。

import

説明

export コマンドは、ファイルからドメインにトポロジデータをインポートします。

構文

import filename=filename domainmode=follow|ignore nodemode=replace|ignore [domain=domain]

パラメータ

filename、domainmode、 nodemode、domain。

setCurrentDomain

説明

setCurrentDomain コマンドは、ホームドメインを domain パラメータで指定された値に設定します。

構文

setCurrentDomain domain=domainName

パラメータ

domain

トポロジコマンド例

次のコマンドは、menlo_park ドメインのグループ building12 の sun4u ファミリにあって、SunOS 5.7 ソフトウェアを実行する Sun Management Center のエージェントホストをすべて返します。


> getTopoObject t=/menlo_park/building12 pollType=ahost \
arch="SunOS 5.7" family=sun4u

次のコマンドは、既存ドメイン headquarters_test の下に building19 という名前のグループを作成します。


> createGroup t=/headquarters_test/building19 \
fullDesc="test headquarters domain" family=building-location

次のコマンドは、ドメイン test_domain のグループ building12 に myHost という名前の管理エンティティを作成します。トポロジオブジェクトは、ポート 1161 で動作するエージェントを持つホストです。


> createEntity t=/test_domain/building12/myHost \
fullDesc="my test host" family=ultra-2 topoType="" \
topoCfg="" isPolled=false pollType=ahost readInfo="" \
writeInfo="" targetHost=osftserv targetIp="" agentPort=1161