MIB を事前処理します。
一部の SNMP 管理ステーションは ASN.1 MIB を読み込み可能ですが、それ以外の管理ステーションについては、ASN.1 MIB を読み込み可能な形式に変換する必要があります。たとえば、MIB を Guidelines for the Description of Managed Objects (GDMO) 形式に変換するか、MIB コンパイラを使用してほかの中間形式を生成する必要があります。
MIB を読み込みます。
ASN.1 MIB を読み込むか、MIB 形式を Sun 以外の管理ステーション用に事前処理します。この事前処理では、Sun 以外の管理ステーションに、MIB で定義されたデータのレイアウトと構成の情報を提供します。
MIB 情報を使用して、Sun Management Center のエージェントと対話します。
MIB を Sun 以外の SNMP エージェントに読み込むと、Sun Management Center のエージェントと対話して MIB からデータを入手できるようになります。このとき、MIB-II プロキシモニタリングモジュールを読み込んで Sun Management Center のエージェントを使用可能にする必要があります。
たとえば、MIB のいくつかの変数に SNMP Get コマンドを出すことができます。
デフォルトでは、SNMPv1 コミュニティ public と SNMPv2 ユーザ名 public を使用して、Sun Management Center モジュールを SNMP Get コマンドに対応させます。ただし Sun Management Center モジュールの設定が異なる場合は、該当するコミュニティ名とユーザ名を使用して Sun Management Center エージェントと対話する必要があります。
Sun Management Center エージェントは SNMPv2 usec ベースのセキュリティで動作するため、エージェント上で実行する SNMP Set コマンドに影響があります。詳細は、SNMPv2 usec に関連した Request For Comments (RFCs) を参照してください。