Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド

Procedure履歴間隔を設定する

手順
  1. 履歴情報を設定するデータプロパティの 属性エディタを開きます。

    たとえば、次の手順で「直前 5 分間の負荷平均」の 属性エディタにアクセスします。

    1. 「詳細」ウィンドウの「モジュールブラウザ」タブをクリックします。

    2. 階層 (ツリー) 表示の「オペレーティングシステム」アイコンの横にある開くアイコンをクリックします。

    3. 「カーネルリーダ」アイコンの横の開くアイコンをクリックします。

    4. 「システム負荷統計情報」アイコンをダブルクリックします。

    5. 「直前 5 分間の負荷平均」のテーブルセルを選択します。

    6. 「属性」ボタンをクリックします。

  2. 「履歴」タブをクリックします。

    履歴パネルが表示されます。

  3. 「サンプリング間隔」フィールドに値を秒で入力するか、「拡張」ボタンをクリックします。

    たとえば、2 分ごとに履歴データポイントを収集する場合は、「サンプリング間隔」フィールドに 120 を入力します。

  4. 「ディスクファイルに履歴を保存」または「メモリキャッシュに履歴を保存」を指定します。

  5. 履歴をディスクファイルとして保存する場合は、次のようにします。

    1. ファイルタイプを、循環またはテキストで指定します。

      • 循環ファイルは、ライン長が 1000 で予め定義されています。ファイルに書き込まれるデータ容量がこの長さを超えると、ファイルは書き込みを最初から上書きします。

      • フラットテキストのライン長は、定義されていません。情報は、ユーザがプロセスを停止するかディスク容量が超過するまで、フラットファイルの最後に付加されます。データを格納する目的で履歴ファイルを保持する場合は、この機能を使用してください。

    2. テキストファイルの場合は、「テキストファイル名」フィールドにファイル名を入力します。

      テキストファイルのファイル名を指定しないと、データは自動的に /var/opt/SUNWsymon/log/agent_default.history ファイルに保存されます。

      また、ファイル名に特殊文字 (/# など) を含めることはできません。

  6. 履歴をメモリキャッシュに保存する場合は、履歴データポイント数を「最大サイズ」 (サンプル) フィールドに入力します。

    たとえば、このフィールドに 1000 を入力すると、最新の 1000 データポイントだけがメモリキャッシュに格納され、これより古いデータポイントは消去されます。これらのデータポイントはグラフ化できます。詳細は、「監視データプロパティのグラフを作成する」を参照してください。

  7. 履歴ファイルの変更を適用して「履歴」パネルを閉じるには、「了解 」ボタンをクリックします。