Sun Management Center 3.6 インストールと構成ガイド

ProcedureSun Management Center 3.0 を Sun Management Center 3.5 Update 2 にアップグレードする

手順
  1. 各マシンがサポートされているプラットフォームであることを確認します。

    「サポートされるプラットフォーム」を参照してください。

  2. 各マシンに必要なリソースがあることを確認します。

    「インストール前のチェックリスト」を参照してください。

  3. CD または CD イメージのどちらからインストールするのかを決定します。

    「インストールソースの確認」を参照してください。

  4. マシン B に Sun Management Center 3.5 Update 2 サーバーをインストールします (「サーバーのアップグレード」を参照)。

    インストール中に行うことを次に示します。

    • 以前の Sun Management Center バージョンのアンインストールが求められたら、アンインストールします。

    • Sun Management Center バージョンのデータを移行するかどうかを選択します。

      • Sun Management Center 3.0 データを保存し、Sun Management Center 3.5 Update 2 で使用する場合は、「データを保存」を選択します。

      • Sun Management Center 3.0 データを保存しない場合は、「データを保存」を選択解除します。

    • 本稼働環境を選択します。

    • サーバーレイヤーだけ選択します。エージェントは自動的にインストールされます。

    サーバーのインストールが終了すると、設定を実行するかどうかを選択できます。設定を実行します。

  5. マシン B でサーバーを設定します。

    サーバーの設定時に行うことを次に示します。

    • セキュリティキーを生成するためのパスワードを指定します。

      パスワードは、Sun Management Center 3.0 の設定で指定したものと同じである必要があります。

    • SNMPv1 セキュリティ文字列を指定します。

      セキュリティ文字列は、Sun Management Center 3.0 の設定で指定したものと同じである必要があります。

    • Sun Management Center 3.0 データの Sun Management Center 3.5 Update 2 への移行を選択した場合は、Sun Management Center 3.0 データーを復元するかどうかを選択します。


    注 –

    サーバーでのセキュリティシード生成で、Sun Management Center 3.0 で指定したパスワードと異なるパスワードを指定した場合は、エージェントの設定で、新しいパスワードを使用して、同じセキュリティシードを生成する必要があります。Sun Management Center 3.0 エージェントを Sun Management Center 3.5 Update 2 にアップグレードしない場合は、Sun Management Center 3.0 エージェントマシン用のセキュリティキーを再生成する必要があります (「セキュリティキーの再生成」を参照)。


    サーバーの設定が終了すると、Sun Management Center コンポーネントを起動するかどうか選択できます。すべてのコンポーネントを起動します。

  6. マシン C に Sun Management Center 3.5 Update 2 エージェントをインストールします (「エージェントのアップグレード」を参照)。

    エージェントのインストール中に行うことを次に示します。

    • Sun Management Center バージョンのエージェントデータを移行するかどうかを選択します。

      • Sun Management Center 3.0 データを保存し、Sun Management Center 3.5 Update 2 で使用する場合は、「データを保存」を選択します。

      • Sun Management Center 3.0 データを保存しない場合は、「データを保存」を選択解除します。

    • 本稼働環境を選択します。

    • エージェントレイヤーけ選択します。

  7. マシン C でエージェントを設定します。

    エージェントの設定時に行うことを次に示します。

    • セキュリティキーを生成するためのパスワードを指定します。

      パスワードは、Sun Management Center 3.5 Update 2 サーバーの設定で指定したものと同じである必要があります。

    • SNMPv1 セキュリティ文字列を指定します。

      セキュリティ文字列は、Sun Management Center 3.5 Update 2 サーバーの設定で指定したものと同じである必要があります。

    • Sun Management Center 3.0 エージェントデータの Sun Management Center 3.5 Update 2 への移行を選択した場合は、Sun Management Center 3.0 データを復元するかどうかを選択します。

    エージェントの設定が終了すると、Sun Management Center エージェントを起動するかどうか選択できます。エージェントを起動します。

  8. マシン A に Sun Management Center 3.5 Update 2 コンソールをインストールします。

    1. コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-uninst を入力して、Sun Management Center 3.0 コンソールをアンインストールします。

    2. Sun Management Center 3.5 Update 2 コンソールをインストールして、設定します (「Sun Management Center のインストール」を参照)。

      コンソールの設定が終了したら、コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-start -c を入力することによって、コンソールを起動します。