Sun Management Center 3.0 サーバーがインストールされているマシンにスーパーユーザーとしてログインします。
T3 デバイスが存在する場合は、T3 デバイス構成情報を削除します。
Monitoring and Management of A5x00 and T3 Devices アドオンをインストールしていない場合は、この手順を飛ばして、手順 3 に進みます。
Monitoring and Management of A5x00 and T3 Devices アドオンを使用して T3 ストレージデバイスを監視、管理している場合は、Sun Management Center をアンインストールする前に、T3 デバイス構成情報を削除します。この方法については、第 4 章「Sun Management Center のアップグレードまたはインストールの準備」、「T3 デバイス構成情報の削除 (該当する場合)」を参照してください。
Sun Management Center 3.0 をアンインストールします。
次のコマンドを入力します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-uninst |
Sun Management Center パッケージがユーティリティによってすべて削除されることを示すメッセージと共に、継続するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
インストール処理を取り消す場合は n と入力します。
「y」を入力して操作を続けます。
既存のデータを保存するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
Sun Management Center 3.0 構成データを保存するかどうかを選択します。
既存の Sun Management Center 3.0 構成データを保存しない場合は、n を入力します。既存のデータが削除されることを示すメッセージが表示されます。
既存の Sun Management Center 3.0 構成データを残して、Sun Management Center 3.6 でデータを使用する場合は、y を入力します。既存のデータが削除されないことを知らせるメッセージが表示されます。
動作中の Sun Management Center 3.0 プロセスがあれば、それらのプロセスは停止します。続いて、アンインストールプロセスによって Sun Management Center 3.0 ソフトウェアのアンインストールが行われます。
アンインストールが進行している間、削除されるパッケージに依存している可能性のあるパッケージが存在することを知らせる警告メッセージが表示される場合があります。また、パッケージの削除が一時的に中断されたことと、人的な介入が必要であることを知らせるメッセージが表示されることもあります。アンインストールプロセスはユーザー介入がないままパッケージを削除するため、これらのメッセージは無視しても問題ありません。
Sun Management Center 3.0 がアンインストールされた時点でシステムプロンプトが表示されます。
Sun Management Center 3.6 にアップグレードする場合は、Sun Management Center 3.0 の残りのディレクトリを削除しないでください。Sun Management Center 3.0 ディレクトリには、Sun Management Center 3.6 で使用する情報が含まれています。
必要に応じて Solaris オペレーティング環境をアップグレードします。
Sun Management Center 3.6 サーバーをインストールする場合は、少なくとも Solaris 8 または Solaris 9 の開発環境が必要です。詳細は、「必須パッケージ」を参照してください。
Solaris バージョン 8 または Solaris バージョン 9 にアップグレードする必要がある場合は、必ず Solaris のアップグレードを行なってください。Solaris を新たにインストールするとハードディスクが再フォーマットされ、Sun Management Center 3.0 構成データが削除されます。この結果、Sun Management Center 3.0 構成データを Sun Management Center 3.6 に移行できなくなります。