Sun Management Center 3.6.1 ユーザーガイド

エージェントとモニター

ノードを作成する場合は、次のいずれかの監視方法を指定してください。

Sun Management Center エージェント – ホスト

インストールされて稼働中のアクティブエージェントを持つホストを監視、管理します。ホスト上のエージェントの状態を監視することができます。Sun Management Center のエージェントホストの「詳細」ウィンドウには、「情報」、「ブラウザ」、「アラーム」などのタブがあります。「情報」タブの 「エンティティーのポーリングタイプ」 は ahost です。

Sun Management Center エージェント– プラットフォーム

詳細は、ご使用のプラットフォームの追補マニュアルを参照してください。

Sun Management Center エージェント - モジュール

インストールされて稼働中のアクティブな Sun Management Center エージェントを持つモジュールを監視、管理します。エージェントホスト上の Sun Management Center モジュールの状態を監視することができます。「詳細」ウィンドウには、「情報」、「モジュールブラウザ」、「アラーム」などのタブがあります。「情報」タブの「エンティティーのポーリングタイプ」は amod です。

SNMP プロキシ

Sun Management Center のプロキシモジュールを実行中の Sun Management Center エージェントを通じて、その対象であるデバイスを監視、管理します。(プロキシモジュールは、事前にエージェントに読み込んでおく必要があります。「モジュールを読み込む」を参照してください。) Sun Management Center トポロジマネージャーとエージェント間の通信は SNMPv2 usec を使用します。Sun Management Center エージェントと遠隔デバイス間の通信は、プロキシモジュールによって異なり、SNMPv1 または SNMPv2 を使用します。最終的に、プロキシモニタリングモジュールのデータが表示されます。「詳細」ウィンドウには、「情報」タブと「ブラウザ」タブがあります。「情報」タブの「エンティティーのポーリングタイプ」 は aprox です。

SNMP Ping

SNMP ping コマンドを使用してデバイスを監視します。Sun Management Center のトポロジマネージャーは、SNMPv1 経由でデバイスと通信して、デバイス上の SNMP エージェントの可用性を監視します。SNMP の ping コマンドで監視されているデバイスに対する管理機能はありません。ただし、デバイス上の SNMP エージェントの可用性は監視できます。「詳細」ウィンドウには「情報」タブしかありません。「情報」タブの「エンティティーのポーリングタイプ」は snmp です。

ICMP Ping

Internet Control Message Protocol (ICMP) ping コマンドを使用して、デバイスのアクセス可能性を監視することができます。ICMP の ping コマンドで監視されているデバイスに対する管理機能はありません。デバイスのアクセス可能性は監視できます。「詳細」ウィンドウには「情報」タブしかありません。「情報」タブの「エンティティーのポーリングタイプ」は ping です。

監視なし

作成されるノードは表示専用です。ノードの状態は監視されません。また、デバイスについても、何の監視も行われません。「詳細」ウィンドウには「情報」タブしかありません。「情報」タブの「エンティティーのポーリングタイプ」は dummy です。