データプロパティータスクでは、オブジェクトグループ全体にわたり、特定のデータプロパティーに対する一連のしきい値 (アラームしきい値、アラーム処理など) を設定できます。
「新しいタスク」ウィンドウの「タスク名」フィールドにタスクの名前を入力します。
タスク名は、タスクの内容を説明するものにします。たとえば、タスクを定義していくつかのアラームしきい値を設定するタスクであれば、「メモリー使用率アラームしきい値設定」のようにします。
「タスクタイプ」メニューから「データプロパティー」を選択します。
「プロパティーの選択」をクリックします。
「プロパティーの選択」ウィンドウが表示されます。
リストからデータプロパティーを選択します。
データプロパティーは、最初に階層リストで表示されます。したがって、個々のデータプロパティーを選択するためには、階層リストを下位レベルまで展開する必要があります
「プロパティーの選択」ウィンドウの内容は、選択するプロパティーによって異なります。次に、データプロパティーを適用する条件別にその手順を説明します。
ジュールに 2 つ以上のインスタンスがある場合は、「モジュールインスタンス」フィールドにインスタンス名を入力します。
インスタンス名は、特定のモジュールまたはモジュール内の行を識別するために、Sun Management Center のエージェント内で使用されます。
インスタンス名は単一ワード (英数文字列) で表します。また、アンダーバー (_) 以外の特殊記号は使用できません。
データプロパティーが同タイプの 2 つ以上のオブジェクトに適用できる場合は、選択したプロパティーの全インデックス値に対してタスクを適用するか、あるいは選択したプロパティーの特定のインデックス値に対してのみタスクを適用するかを決定します。
特定のプロパティーのインデックスに対してタスクを適用するには、「プロパティーのインデックス」フィールドに一意の値を入力します。
選択ボタンの下のラベルとフィールドは、データプロパティーごとに異なります。インスタンスによって、1 つのフィールドに 1 つのインデックスを入力するものと、複数フィールドにさまざまなインデックス値を入力するものがあります。
たとえば、CPU 数データプロパティーを指定して、複数の CPU が存在する環境を持つ場合、特定の CPU 番号にだけタスクを適用することができます。ただし特定のインデックスを指定しないと、プロパティーはすべての CPU について更新します。
一方、「TCP 接続」プロパティーを指定すると、 データ入力用のフィールドが 4 つ表示されます。このタスクを使用可能にするためには、4 つのフィールドすべてに値を入力する必要があります。
データプロパティーに対する情報をすべて入力し終わったら、「適用」をクリックします。
必要なデータプロパティーをすべて確認するまで、プロパティーの追加を続けます。
「プロパティーの選択」ウィンドウを閉じるには、「閉じる」をクリックします。
データプロパティーが指定したプロパティーテーブルに追加されます。「プロパティーの選択」ウィンドウが閉じて、「新しいタスク」ウィンドウに戻ります。
特定のデータプロパティーに追加する属性を定義するには、「新しいタスク」ウィンドウのテーブルでデータプロパティーエントリを選択し、次に「属性の設定」をクリックします。
「属性エディタ」が表示されます。ここでは、アラーム、アラーム処理、再表示間隔、履歴ログの動作などを定義できます。詳細は、第 10 章「データプロパティー属性の監視」および 第 12 章「アラームの管理」を参照してください。
選択したプロパティーテーブルからデータプロパティーを削除するには、テーブルでデータプロパティーエントリを選択し、次に「エントリの削除」をクリックします。
確認ウィンドウが表示され、削除を実行するかしない選択できます。
(省略可能) タスクの内容を入力します。
タスクの定義を確認する場合は、「タスクの追加」をクリックします。
「新しいタスク」ウィンドウを表示したまま、追加のタスクを定義します。
別のタスクを定義するために既存タスクのデータを消去する場合は、「フォームをリセット」をクリックします。
定義が終了したら、「閉じる」をクリックして「新しいタスク」ウィンドウを閉じます。