パッケージがインストールされているかどうかを確認します。
(Solaris 9 以前が動作するシステムの場合) 次を入力することによって、/usr/lib/libcrypt_d.so 暗号化ライブラリを含む SUNWcry パッケージがシステムにインストールされていることを確認します。
% pkginfo | grep SUNWcry |
パッケージがインストールされていれば、次のようなメッセージが表示されます。
application SUNWcry |
SUNWcry パッケージは Solaris Encryption Kit の一部です。Solaris Encryption Kit を入手する方法については、Sun の販売代理店に問い合わせてください。セキュアなシステムの管理についての詳細は、Solaris のシステム管理マニュアルを参照してください。
(Solaris 10 が動作するシステムの場合) 次を入力することによって、/usr/lib/libpkcs11.so 暗号化ライブラリを含む SUNWcsl パッケージがシステムにインストールされていることを確認します。
% pkginfo | grep SUNWcsl |
パッケージがインストールされていれば、次のようなメッセージが表示されます。
application SUNWcsl |
(Linux が動作するシステムの場合) /usr/lib/pkcs11 にある PKCS11_API.so 暗号化ライブラリを用意し、pkcs_slot デーモンを有効にします。
サーバーホストからスーパーユーザーとして、次のコマンドを実行します。
# es-config -r |
適切なパッケージが存在することが検出され、すべての Sun Management Center コンポーネントが自動的に停止されて、セキュリティーシードの入力が求められます。
セキュリティーシードを入力します。
次に、 SNMPv1 コミュニティー文字列の入力が求められます。
暗号化された通信を開始するかどうかの問い合わせがあります。暗号化された通信を開始する場合は y、開始しない場合は n を入力します。
自動ネゴシエーション機能を有効にするかどうかの問い合わせがあります。自動ネゴシエーション機能を有効にする場合は y、無効にする場合は n を入力します。
自動ネゴシエーション機能の詳細は、「ネゴシエーション機能」を参照してください。