Sun Management Center の新規インストールの例
次の例では、Sun Management Center を初めてインストールする場合と、以前のバージョンの Sun Management Center を Sun Management Center 3.6.1 にアップグレードする場合の主な手順をまとめています。
注 –
Sun Management Center をインストール、アップグレード、設定するには、それぞれのマシンでスーパーユーザーとしてログインする必要があります (su - root)。
この例では、Sun Management Center サーバー、エージェント、コンソール、および Advanced System Monitoring (ASM) アドオンを 3 台のマシンに次のようにインストールします。
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マシン A にコンソールと ASM アドオンをインストール。
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マシン B にサーバーと ASM アドオンをインストール。
エージェントはサーバーと一緒に自動的にインストールされます。
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マシン C にサーバーと ASM アドオンをインストール。
これらのマシンのどれにも、これまで Sun Management Center がインストールされたことはありません。
次に、Sun Management Center および ASM のインストールに必要な手順の要約を示します。
Sun Management Center および ASM をインストールする
手順
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各マシンがサポートされているプラットフォームであることを確認します。
「サポートされるプラットフォーム」を参照してください。
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各マシンに必要なリソースがあることを確認します。
「インストール前のチェックリスト」を参照してください。
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媒体またはインストールイメージのどちらからインストールするのかを決定します。
「インストールソースの確認」を参照してください。
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マシン B にサーバーをインストールします (「Sun Management Center のインストール」)。
インストール中に行うことを次に示します。
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本稼働環境を選択します。
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サーバーレイヤーだけ選択します。エージェントレイヤーは自動的に選択されます。
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Advanced System Monitoring アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring によって、サーバーマシンで高度な監視機能を利用できるようになります。詳細は、「その他のアドオン製品」を参照してください。
インストールが終了すると、/etc/system ファイルが更新されたためにシステムを再起動する必要があるというメッセージが表示されます。インストールプロセスを終了して、システムを再起動します。
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マシン B で Sun Management Center サーバーを設定します。
システムが再起動したら、コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-guisetup を入力して、Sun Management Center サーバーを設定します。
サーバーの設定時に行うことを次に示します。
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セキュリティーキーを生成するためのパスワードを指定します。
このパスワードは、すべての Sun Management Center マシンに共通である必要があります。
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SNMPv1 セキュリティー文字列を指定します。
このセキュリティー文字列は、すべての Sun Management Center マシンに共通である必要があります。
サーバーの設定が終了すると、Advanced System Monitoring の設定が実行されます。
Advanced System Monitoring の設定が終了すると、Sun Management Center コンポーネントを起動するかどうか選択することができます。すべてのコンポーネントを起動します。
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マシン C にエージェントをインストールします (「Sun Management Center のインストール」 を参照)。
インストール中に行うことを次に示します。
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本稼働環境を選択します。
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エージェントレイヤーだけ選択します。
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Advanced System Monitoring アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring によって、エージェントマシンで高度な監視機能を利用できるようになります。詳細は、「その他のアドオン製品」を参照してください。
注 –エージェントをサーバーマシンにインストールする必要がある場合は、エージェント更新イメージを作成し、そのイメージを使用してエージェントをインストールできます。
エージェントのインストールが終了すると、設定を実行するかどうかを選択できます。設定を実行します。
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マシン C で Sun Management Center エージェントを設定します。
エージェントの設定時に行うことを次に示します。
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手順 5 で指定したセキュリティーキーパスワードと同じパスワードを指定します。
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手順 5 で指定した SNMPv1 コミュニティー文字列と同じ文字列を指定します。
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Sun Management Center サーバーマシンの名前を指定します。
エージェントの設定が終了すると、Sun Management Center エージェントを起動するかどうか選択できます。エージェントを起動します。
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マシン A にコンソールをインストールします (「Sun Management Center のインストール」 を参照)。
インストール中に行うことを次に示します。
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本稼働環境を選択します。
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コンソールレイヤーだけ選択します。
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Advanced System Monitoring アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring には、コンソールコンポーネントとメニューが含まれています。
コンソールのインストールが終了すると、設定を実行するかどうかを選択できます。設定を実行します。
設定が終了したら、コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-start -c を入力して、コンソールを起動します。
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