Sun Enterprise 10000 SSP 3.3 ユーザーマニュアル

システムアーキテクチャー

Sun Enterprise 10000 プラットフォーム、SSP、およびその他のワークステーションは Ethernet を介して通信します (図 1-1)。

図 1-1 Sun Enterprise 10000 システムと制御ボード

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Sun Enterprise 10000 プラットフォームでは、デュアル制御ボードがサポートされています。各制御ボードはそれぞれが制御ボードエグゼクティブ (CBE: Control Board Executive) を実行し、この CBE がネットワーク上で SSP との通信を行います。制御ボードのうちのいずれか 1 つを主制御ボードに設定し、残りを代替制御ボードとして設定します。その時点においてアクティブになるのは 1 つの制御ボードだけです。主制御ボードに障害が発生した場合は、手動で代替制御ボードに切り替えることができます。手順については、第 10 章「デュアル制御ボードの取り扱い」で説明します。

SSP 操作は、SSP コンソールからコマンドを入力するか、ローカルエリアネットワーク上の他のワークステーションから SSP に遠隔ログインして、実行することができます。SSP 操作を実行する (たとえば、プラットフォームの監視と制御を実行する) には、遠隔ログインかローカルログインかにかかわらず、ユーザー名は必ず ssp とし、適切なパスワードを入力する必要があります。