修正可能なメモリーエラーとは、システムボード上のメモリー (すなわち単一または複数の DIMM (Dual Inline Memory Module) やハードウェアの相互接続部分) に障害があり、修復が必要な状態を示しています。SSP が修正可能なメモリーのエラーを検出した場合は、診断データの保存を目的としたレコード停止ダンプの取得を開始するため、DR Detach 操作に影響が出る場合があります。したがって、レコード停止が修正可能なメモリーのエラーによって発生した場合は、レコード停止操作を完了させてから、DR Detach 操作を始めることをお薦めします。
障害の発生した構成要素によって修正可能なメモリーのエラーに関するメッセージが繰り返し表示された場合、SSP はレコード停止ダンプを複数取得します。この複数のダンプ取得が発生したときは、SSP 上のダンプ検出機能を一時的に停止します。実行中のダンプ取得が終了してから、DR Detach 操作を開始します。DR Detach 操作が完了したら、ダンプ検出機能を再開します。