制御ボードエグゼクティブ (CBE) は、制御ボード上で実行され、SSP とプラットフォーム間のやり取りを容易にします。
電源を入れると、メイン SSP から両方の制御ボードが起動されます。起動された CBE は、SSP 上で実行されている制御ボードサーバーと fod (フェイルオーバー) デーモンが接続を確立するのを待ちます。fod デーモンと制御ボードの間の接続によって、SSP と制御ボードのフェイルオーバーが容易になります。
CBE 内のフェイルオーバータスクによって、メイン SSP とスペア SSP を接続し、フェイルオーバー状態を監視することができます。このタスクは、メイン SSP およびスペア SSP 上で実行されている fod デーモンからの TCP/IP 接続をチェックし受け付けます。また、フェイルオーバータスクはハートビートメッセージを読み取り、メインとスペアの両方の SSP 上の fod デーモンにこのメッセージを転送します。