Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル

SSP ログファイル

SSP は、ログ、情報、警告、およびエラーの各メッセージをさまざまなログファイルに記録します。

特定のドメインに限定されないプラットフォーム全般に関するメッセージは、以下のファイルに記録されます。


$SSPLOGGER/messages

メイン SSP の他にスペア SSP も構成している場合、メイン SSP 上のメッセージファイルに記録されたプラットフォームに関するメッセージ、およびいずれかのドメインに関するメッセージは、スペア SSP上でも記録されます。

特定のドメインに関するエラーメッセージは以下のファイルに記録されます。


$SSPLOGGER/domain_name/messages

ここでdomain_nameは、エラーが発生したドメインのホスト名です。

SSPLOGGER などの SSP 環境変数の詳細は、「環境変数」を参照してください。

メッセージの形式とログのレベルは、SSP 上の $SSPLOGGER/.logger ファイルと /etc/syslog.conf ファイルに指定されています。サービスの提供者から指示された場合以外は、これらのファイルのデフォルト値を変更しないでください。


注 -

Solaris オペレーティング環境をドメインにインストールする際に、システムメッセージが SSP の /var/adm/messages ファイルとドメインの /var/adm/messages ファイルに送られるようにそのドメインの /etc/syslog.conf ファイルが変更されます。


Hostview で messages ファイルの内容を表示する
  1. 適切なボードを選択します。

    • 特定のドメインに関する messages ファイルを表示する場合は、Hostview メインウィンドウでそのドメインを選択します (そのドメインに属する任意のボードをマウスの左ボタンでクリックします)。

    • プラットフォームに関する messages ファイルを表示する場合は、ドメインの選択をすべて解除します。

  2. File メニューから SSP Logs を選択します。

    SSP Logs ウィンドウが表示されます (図 2-10)。

    図 2-10 SSP Logs ウィンドウ

    Graphic

    Domain Name (ドメイン名) フィールドには、選択したドメインの名前が表示されます。messages ファイルはウィンドウのメインパネルに表示されます。