Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル

netcon(1M) による通信

netcon(1M) は SSPとドメインの間でコンソール入出力をやり取りしますが、これには 2 通りの経路があります。1 つは標準のネットワークインタフェースであり、もう 1 つは CBE インタフェースです。通常、ドメインが起動され作動しているときには、コンソールのトラフィックはネットワーク上を流れます。しかし、ローカルネットワークが稼動しなくなると、netcon(1M) セッションの通信モードは、CBS インタフェースを介して、自動的に Joint Test Action Group (JTAG) プロトコルに切り替わります。ネットワークが稼働しなくなった場合でも JTAG モードに切り替えることができます。ドメインへの対話式のアクセスは失われ、telnetrloginnetcon(1M) などのセッション処理が停止します。この場合は、CBE インタフェースに切り替えて、ホストのコンソールウィンドウにアクセスできます。切り替えを行うには、netcon(1M) ウィンドウで ‾= コマンドを使用します。