Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル

フェイルオーバー検出箇所

次の図は、自動フェイルオーバーに必要なデュアル SSP とボード構成の標準レイアウトです。番号は fod デーモンによって検出される障害箇所を示し、まとめると表 10-2 のようになります。

図 10-6 自動フェイルオーバー検出箇所

Graphic

次の表は、それぞれの障害状態とそれに対応するフェイルオーバー動作をまとめたものです。それぞれの障害箇所については、次の節の障害箇所に関する詳細説明を参照してください。

表 10-2 フェイルオーバー検出箇所とフェイルオーバー動作の要約

障害箇所 

SSP フェイルオーバー 

SSP フェイルオーバーが 使用不可 

制御ボード フェイル オーバー 

制御ボード フェイル オーバーが 使用不可 

1 メイン SSP とドメインの間 

 

 

 

2 スペア SSP とドメインの間 

 

 

 

3 メイン SSP 

 

 

 

4 スペア SSP 

 

 

 

5 メイン SSP とスペアハブの間 

 

 

6 スペア SSP とメインハブの間 

 

 

 

7 メイン SSP とメインハブの間 

X  

 

 

 

8 スペア SSP とスペアハブの間 

 

 

 

9 メインハブ 

 

 

 

10 スペアハブ 

 

 

11 主制御ボードとメインハブの間 

 

 

 

12 スペア制御ボードとスペアハブの間 

 

 

 

13 主制御ボード 

 

 

 

14 スペア制御ボード