Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

DR モデル 2.0 操作

Hostview GUI または dr(1M) シェルアプリケーションを使用して、SSP から DR 操作を行うことができます (詳細については、hostview(1M) と dr(1M) に関するマニュアルページを参照してください)。DR は、以下の機能をサポートしています。

ドメイン内で DR 操作が実行されている間、dr_daemon(1M) (『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』を参照) およびオペレーティング環境によって、状態や例外処理に関するメッセージがドメインの syslog メッセージバッファー (/var/adm/messages) および SSP メッセージファイル ($SSPOPT/adm/ドメイン名/messages および $SSPOPT/adm/messages) に書き込まれます。これらのメッセージは、Hostview および dr (1M) シェルアプリケーションによって表示される状態および例外処理情報とともに、DR 要求の状態を判断するのに役立ちます。


注 -

同じプラットフォーム上で、同時に複数の DR 操作を実行することはできません。完了途中の DR 操作を最後まで終了させないと、同じドメイン内で次の DR 操作を実行することはできません。ただし、ドメインが異なっていれば、あるドメインに部分的に完了してから取り消された DR 操作があっても、別のドメインで新たな DR 操作を開始できます。