第7章 |
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Sun Management Center ソフトウェアは、単体システムから多数のシステムおよびデスクトップシステムまでに対応し、異種のシステムが混在している IT 環境に簡単に統合することができます。Sun Management Center ソフトウェアは、オープンで拡張可能なシステム監視および管理アプリケーションで、Java ソフトウェアと SNMP を使用して、Sun 製品とそのサブシステム、コンポーネント、および周辺装置の包括的な企業規模の管理を可能にします。
Sun Management Center は、Sun システムとストレージ構成要素、Solaris OS、および Solaris OS で動作するアプリケーションの単一の管理拠点を提供します。Sun Management Center ソフトウェアによって、企業組織は、パフォーマンスを最適化し、アプリケーションの可用性を向上させて、IT 環境の管理を単純化する監視機能と管理機能を導入することができます。
Sun Fire ハイエンドシステムの追加ソフトウェアパッケージは、Sun Fire E25K/E20K および Sun Fire 15K/12K プラットフォームとドメインをサポートします。Sun Fire E25K/E20K および Sun Fire 15K/12K プラットフォームでは、ハードウェア構成情報が両方のシステムコントローラと、個々の Sun Fire ハイエンドプラットフォームドメインに置かれます。Sun Fire ハイエンドシステムのハードウェア構成情報の提供、プロセス監視、および管理操作は、Sun Fire ハイエンドエージェントモジュールによって行われます。
Sun Management Center ソフトウェアには、Sun Fire ハイエンドシステムを監視して管理する目的で使用できる唯一のグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) が備わっています。Sun Management Center ソフトウェアは、ほとんどの企業管理ソフトウェアパッケージと自由に統合することができます。
Sun は Sun Management Center の基本機能パッケージを無料で提供しており、Web ページからダウンロードできます。このパッケージを使用すると、多数のノードを管理できるだけでなく、Sun Fire ハイエンドシステムの監視と管理を行うこともできます。
Advanced Systems Monitoring および Premier Management Applications のパッケージのライセンスは、ノードごとまたは Solaris OS イメージごとに付与されます。
Sun Management Center の詳細が記載されたマニュアルについては、このマニュアルセットの対象読者を参照してください。
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