この節の情報を使用して、N1 System Manager システムを実装するために割り当てる、または入手する必要があるオペレーティングシステム、ハードウェア、およびストレージのリソースを確認できます。
この節の内容は次のとおりです。
N1 System Manager サーバーのハードウェアとオペレーティングシステムの要件を次の表に示します。
管理サーバーは N1 System Manager ソフトウェア専用にします。管理サーバーにほかのアプリケーションをインストールしないでください。
マシン |
タイプ |
オペレーティングシステム |
ディスク容量 |
RAM |
---|---|---|---|---|
管理サーバー |
V20z と V40z |
Red Hat Enterprise Linux 3.0 AS Update 2 以降のバージョン (32 ビットのみ) |
36G バイト以上 注 – プロビジョニングを行う各 OS ディストリビューション用に 7.2G バイト以上を割り当てる必要があります。 |
2G バイト以上 |
プロビジョニング可能なサーバー |
V20z と V40z |
Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 AS FCS (32 ビットのみ) Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 Update 1 (32 ビットのみ) Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 Update 2 (32 ビットのみ) Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 Update 3 (32 ビットおよび 64 ビット) Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 Update 4 (32 ビットおよび64 ビット) Solaris x86 Version 9 Update 7 Solaris x86 Version 10 GA |
12G バイト以上 |
512M バイト以上、1G バイトを推奨 |
管理を容易にするには、10/100/1000 NIC を ETH2 として N1 System Manager 管理サーバーに設置し、管理ネットワークのスイッチを経由してプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサインタフェースに接続します。このマニュアル内の図や構成例では、追加の 10/100/1000 NIC が 管理サーバーに設置されていると想定しています。
管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、およびデータネットワークのインフラストラクチャは、スイッチ 1 つだけで構築できます。ただし、管理を容易にするには、管理ネットワーク用にスイッチを 1 つ、プロビジョニングネットワークとデータネットワーク用にスイッチを 1 つ設置することを推奨します。管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、およびデータネットワークは、それぞれ別個のサブネットと VLAN に割り当てる必要があります。
管理ネットワークのスイッチとプロビジョニングネットワークとデータネットワークのスイッチは、次の Ethernet 接続をサポートしている必要があります。
次の一覧に、各ネットワークに必要なケーブルと接続のタイプを示します。
管理ネットワーク: Class 5 10/100 銅線 Ethernet ケーブル
管理ネットワークは、プライベートサブネット内にあり、各プロビジョニング可能なサーバーの管理ポート (SP0)、および社内ネットワークに接続する必要があります。
プロビジョニングネットワーク: Class 6 10/100/1000 銅線 Ethernet ケーブル
プロビジョニングネットワークは、プライベートサブネット内にある必要があります。
データネットワーク: Class 6 10/100/1000 銅線 Ethernet ケーブル
データネットワークは、管理サーバー、プロビジョニング可能なサーバー、および組織内ネットワークからアクセス可能な公開サブネット内にある必要があります。