Sun N1 System Manager 1.1 サイト計画の手引き

Procedure Kickstart ファイルを設定する

手順
  1. NFS または HTTP を使って管理サーバーにアクセス可能なマシンにログインします。

  2. Linux の Kickstart の設定ファイルを作成します。

    例 3–2 に示したディストリビューション全体の Kickstart ファイルまたは例 3–3 に示した必要な RPM だけの Kickstart ファイルのどちらを使用するかを選択します。選択した設定データをコピーしてファイルにペーストします。ファイルの名前は「n1gc-ks.cfg」などとします。


    注 –

    必要な RPM だけの Kickstart ファイルを選択した場合は、追加の RPM を手動でイントールする必要があります。インストール方法については、「Sun N1 System Manager に必要な RPM をCD-ROM からインストールする 」を参照してください。


  3. 環境に応じて Kickstart インストールファイルを設定します。

    • 動的 IP アドレスを使う場合は、次の構文を使って、 Kickstart ファイル内の各 network 文を置換します。

      network --device ethx --bootproto dhcp

      ここで ethx はポート、たとえば eth0 です。

    • 静的 IP アドレスを使う場合は、network 文を次のように変更します。

      • ip を Ethernet ポートの IP アドレスに置き換えます。

      • nameserver を組織内ネームサーバーの IP アドレスに置き換えます。複数のネームサーバーを使う場合は、各ネームサーバーの IP アドレスをコンマで区切ります。次に例を示します。--nameserver 110.112.113.11,110.112.113.22

      • hostname を管理サーバーの名前に置き換えます。

      必要な場合は、ETH ポートで静的 IP アドレスと動的 IP アドレスを組み合わせて使用することができます。選択したアーキテクチャーに従って、ネットワーク設定を変更します。

  4. Kickstart ファイルをサーバー上の NFS または HTTP のディレクトリに保存します。

次の手順