Sun N1 System Manager 1.1 サイト計画の手引き

構成例

この節では、N1 System Manager の機器の設計と接続に役立つ構成例を示します。この節では、次の内容について説明します。


注 –

このあとの各構成例では、組織内ネットワークのアクセスは、管理サーバーへの接続として示しています。組織内ネットワークから N1 System Manager へのアクセスには、管理サーバーではなくスイッチを使うこともできます。


ネットワークごとに別のスイッチを使う構成など、ほかにも構成は可能です。ネットワークは、VLAN とスイッチの任意の組み合わせで実装できます。管理、プロビジョニング、およびデータの各ネットワークには、それぞれ別個の VLAN を割り当てる必要があります。

管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、データネットワークを別々にした構成

図 2–1 管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、データネットワークを別々にした構成

図: 管理ネットワーク、プロビジョニングネットワーク、データネットワークを別々にした構成

注:

管理ネットワークとプロビジョニングネットワークを結合し、データネットワークを別にした構成

図 2–2 管理ネットワークとプロビジョニングネットワークを結合し、データネットワークを別にした構成

図: 管理ネットワークとプロビジョニングネットワークを結合し、データネットワークを別にした構成

注:


注意 – 注意 –

静的に割り当てられる管理ネットワークの IP アドレスと、OS プロビジョニング時に使われる、動的に割り当てられる IP アドレスは、同じネットワーク内にあります。N1 System Manager では、IP アドレスは管理されません。プロビジョニング時に使われる IP アドレスが、管理ネットワークの IP アドレスと重複しないように確認する必要があります。


プロビジョニングネットワークとデータネットワークを結合し、管理ネットワークを別にした構成

図 2–3 プロビジョニングネットワークとデータネットワークを結合し、管理ネットワークを別にした構成

図: プロビジョニングネットワークとデータネットワークを結合し、管理ネットワークを別にした構成

注:


注意 – 注意 –

静的に割り当てられる管理 IP アドレスと、OS プロビジョニング時に使われる、動的に割り当てられる IP アドレスは、同じネットワーク内にあります。N1 System Manager では、IP アドレスは管理されません。プロビジョニング時に使われる IP アドレスが、管理ネットワークの IP アドレスと重複しないように確認する必要があります。


プロビジョニングネットワーク、データネットワーク、管理ネットワークを結合した構成

図 2–4 プロビジョニングネットワーク、データネットワーク、管理ネットワークを結合した構成

図: プロビジョニングネットワーク、データネットワーク、管理ネットワークを結合した構成

注:


注意 – 注意 –

静的に割り当てられる管理 IP アドレスと、OS プロビジョニング時およびそのあとに使われる、動的に割り当てられる IP アドレスは、同じネットワーク内にあります。N1 System Manager では、IP アドレスは管理されません。プロビジョニング時およびそのあとに使われる IP アドレスが、管理ネットワークの IP アドレスと重複しないように確認する必要があります。