N1 System Manager のインストールおよび構成作業中に、ログを記録するイベントを設定することができます。また、対話形式でイベント項目に重要度レベルを設定することもできます。『Sun N1 System Manager 1.1 インストールおよび構成ガイド』の「N1 System Manager システムの設定」を参照してください。
ログが保存されなくても、通知は生成することができます。
イベントに関する次の情報を表示するには、log キーワードを付けて show コマンドを使用します。
日時 – イベントの発生日時です。
件名 – イベントが発生したサーバー
項目 – イベントの項目で、セットアップ通知用に有用です。詳細は、「通知の設定」を参照してください。
重要度 – イベントの相対的な重要度
レベル – イベントの相対的なレベル
ソース – イベントを生成したコンポーネントの名前ジョブの実行中に生成されたイベントの場合、「ソース」はジョブ番号になります。
ロール – イベントを発動したユーザーのロールまたはユーザー名
メッセージ – イベントログメッセージの全文
n1smconfig スクリプトを使用し、ログを保管する日数を変更することができます。ログを保管する日数を減らすと、ログファイルの平均容量が減少します。この作業によって、ログファイルの容量がパフォーマンスに悪影響を与えることを避けることができます。n1smconfig スクリプトは、/opt/sun/n1gc/bin に保存されます。このスクリプトではログを保持する日数を設定します。ログを記録するには、イベントカテゴリおよびリソースカテゴリを指定する必要があります。次のイベントカテゴリが定義されています。
Action
Ereport
Lifecycle
List
Problem
Statistic
all
all イベントカテゴリは、すべてのイベントのログを記録する場合に使用します。各イベントカテゴリの実際のイベントとの関連については、『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「create notification」の通知に関する項目を参照してください。