サーバーに管理機能を追加 (「基本管理および OS 管理機能の追加」 で説明しています) し、server という名前のサーバーで、管理エージェント IP およびセキュリティ資格を有効にします。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
threshold 属性を付けて set server コマンドを使用します。
この構文では、threshold キーワードのあとに、しきい値を設定する attribute を続ける必要があります。attribute は、OS リソースの使用属性です。OS リソース使用属性の説明は、「OS リソースの使用の監視」に、一覧は表 5–2にあります。
threshold は、criticallow warninglow、warninghigh、criticalhigh のいずれかです。値は数字で、通常は百分率を表します。
この例は、 serv1 という名前のプロビジョニング可能なサーバーで、CPU 使用の warninghigh しきい値を 53 パーセントに設定する方法を示しています。また、criticalhigh しきい値を 75 パーセントに設定しています。
N1-ok> set server serv1 threshold cpustats.pctusage warninghigh 53 criticalhigh 75 |
serv1 という名前のサーバーについては、これらの値が、管理サーバー上の monitoring.properties 構成ファイルに保存されているデフォルト値に優先します。
この例では、 serv1 という名前のプロビジョニング可能なサーバー で warninghigh しきい値を 75 パーセントに設定しています。また、criticalhigh しきい値を 87 パーセントに設定しています。
N1-ok> set server serv1 threshold fsusage.pctused warninghigh 75 criticalhigh 87 |
この例は、serv1 という名前のプロビジョニング可能なサーバーに設定されている warninghigh しきい値を削除する方法を示しています。
N1-ok> set server serv1 threshold fsusage warninghigh none |
この場合は、このしきい値の該当する重要度の以前の設定値が削除されます。このしきい値の重要度値が、monitoring.properties 構成ファイルに保存されているデフォルトしきい値や、出荷時設定のデフォルト値 (この属性に存在する場合) に戻ることはありません。実際には、このサーバーのファイルシステム使用の warninghigh しきい値に関する監視は無効になります。