Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド

Procedureサーバーグループに対するしきい値を設定する

始める前に

サーバーに管理機能を追加 (「基本管理および OS 管理機能の追加」 で説明しています) し、server という名前のサーバーで、管理エージェント IP およびセキュリティ資格を有効にします。

手順
  1. N1 System Manager にログインします。

    詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。

  2. threshold 属性を付けて set group コマンドを使用します。

    この構文では、threshold キーワードのあとに、しきい値を設定する attribute を続ける必要があります。attribute は、OS リソースの使用属性です。OS リソース使用属性の説明は、「OS リソースの使用の監視」に、一覧は表 5–2にあります。

    threshold は、criticallow warninglowwarninghighcriticalhigh のいずれかです。値は数字で、通常は百分率を表します。

    • サーバーグループのしきい値を 1 つ変更する場合は、次の構文を使用します。


      N1-ok> set group group threshold attribute threshold value
      
    • サーバーグループの複数のしきい値を変更する場合は、次の構文を使用します。


      N1-ok> set group group threshold attribute threshold value threshold value
      

例 5–5 サーバーグループのファイルシステム使用に関する複数のしきい値の設定

次の例は、grp3 という名前のプロビジョニング可能なグループのファイルシステム使用の warninghigh しきい値を 75 パーセントに設定する方法を示しています。また、criticalhigh しきい値を 87 パーセントに設定しています。


N1-ok> set group grp3 threshold fsusage.pctused warninghigh 75 criticalhigh 87