Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド

Procedureサーバーのデフォルトポーリング間隔を変更する

始める前に

サーバーに管理機能を追加 (「基本管理および OS 管理機能の追加」 で説明しています) し、server という名前のサーバーで、管理エージェント IP およびセキュリティ資格を有効にします。

手順
  1. エディタで /etc/opt/sun/n1gc/monitoring.properties ファイルを開きます。

    このファイルが存在しない場合は、作成してください。

  2. monitoring.properties ファイル内のデフォルトポーリング間隔を定義している行を変更するか、追加します。

    pollinginterval. monitor=value

    この構文では、pollinginterval キーワードが必要です。

    monitor は、hardwarehealthosresourcesnetwork のいずれかです。ネットワーク到達可能性のポーリングは、OS リソース監視が有効でないかぎり実行できません。「監視の有効化」に説明があります。

    value は秒単位で、最小値は 60 です。

  3. ファイルを保存します。

    変更を有効にするために、管理サーバーおよびプロビジョニング可能なサーバーを再起動する必要はありません。これで、N1 System Manager が管理するすべてのサーバーに変更後のデフォルトポーリング間隔が適用されます。


例 5–6 デフォルト値の変更

この例は、ハードウェアの健全性の監視ポーリング間隔を 180 秒、OS リソースの使用監視ポーリング間隔を 175 秒、ネットワークの到達可能性監視ポーリング間隔を 160 秒に設定する方法を示しています。monitoring.properties 構成ファイルに次のエントリを入力します。


pollinginterval.hardwarehealth=180
pollinginterval.osresources=175
pollinginterval.network=160