インストールして配備したあと、ある程度の使用期間が経過すると、ハードウェアの健全性属性や OS リソースの使用属性をどのぐらいの頻度でポーリングすべきか、またネットワークの到達可能性をどのぐらいの頻度でポーリングする必要があるかが判明してきます。N1 System Manager の構成は、重要なイベントという観点から何を重視するかによって異なります。ポーリング間隔を設定あるいはデフォルトポーリング間隔を変更する場合は、N1 System Manager ソフトウェアを使って管理するサーバー数を考慮してください。また、プロビジョニング可能なサーバーのアプリケーション負荷、予想アプリケーション負荷およびネットワークの能力も考慮してください。イベントに対する期待応答性も関係してきます。イベントの発生とともに速やかに対処できる場合は、より頻繁にポーリングを行うのが適切です。
導入状況に応じたポーリング間隔の調整に関する詳細は、『Sun N1 System Manager 1.1 インストールおよび構成ガイド』の「N1 System Manager のパフォーマンスを向上させる」を参照してください。