Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド

デフォルト OS プロファイル

OS ディストリビューションをコピーすると、その OS ディストリビューション用のデフォルトの OS プロファイルが自動的に作成されます。デフォルトプロファイルは、標準の Sun Fire V20z サーバー用に作成され、主に例として提供されます。デフォルトOS プロファイルの設定は、次の表のとおりです。

表 3–2 デフォルト OS プロファイルのパラメータ設定

パラメータ 

Solaris OS 

Red Hat OS 

Suse OS 

root パスワード 

admin

admin

admin

言語 

U.S. English 

U.S. English 

U.S. English 

タイムゾーン 

グリニッジ標準時 (GMT) 

グリニッジ標準時 (GMT) 

グリニッジ標準時 (GMT) 

パーティション 

  • c1t1d0s0 スライス上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの ufs

  • c1t1d0s1 スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

  • sda スライス上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの ext3

  • sda スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

  • /dev/sda スライス上にルートマウントポイントとして、ファイルシステムサイズがフリーの reiser

  • /dev/sda スライス上に swap マウントポイントとして 2048M バイトの swap

ディストリビューショングループ 

Entire Distribution plus OEM support

Everything

Default Installation

ネットワークインタフェース 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

プロビジョニングインタフェース構成済み 

データインタフェース未構成 

V20z モデル以外のサーバーをプロビジョニングするためにデフォルトのプロファイルを使用する場合は、これを変更する必要があります。あるいは、新しい OS プロファイルを作成するか、既存の OS プロファイルのクローンを作成してパラメータの設定を変更することもできます。異なるハードウェア要件やプロビジョニング要件を伴うサイトにおける各サーバーには、カスタマイズされた OS プロファイルの作成が必要です。

ブラウザインタフェースでは、この操作の複雑さを緩和する新しい OS プロファイルを作成するウィザードを提供しています。手順については、「OS プロファイルを作成する」を参照してください。

デフォルト OS プロファイルを変更するよりよい方法を次に示します。