プロビジョニング可能なサーバーを管理するには、N1 System Manager がそれらのサーバーを検出し、それらのサーバーにアクセスできる必要があります。プロビジョニング可能なサーバーの検出、識別、およびネットワークアクセスの設定は、検出プロセスを使用して行います。検出プロセスを実行するには、「検出」ボタン (ブラウザインタフェース) をクリックするか、「コマンド行 」区画で discover コマンドを実行します。
検出されたプロビジョニング可能なサーバーは、ブラウザインタフェース内の「システムダッシュボード」タブに表示されます。また、「コマンド行」区画で show server all コマンドを実行して、検出されたすべてのプロビジョニング可能なサーバーを表示することもできます。すべてのプロビジョニング可能なサーバーを検出したら、業務上または組織上のニーズに基づいて、サーバーをグループ化することもできます。
N1 System Manager ブラウザインタフェースまたはコマンド行から、プロビジョニング可能なサーバーに対して行うことのできる管理作業は次のとおりです。
電源管理 (起動、電源投入、電源切断)
イベントの通知
監視: しきい値の設定
OS のインストール
ファームウェアアップデートのインストール
OS アップデートのインストール (Solaris のパッケージやパッチ、Linux の RPM)
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「サーバーの検出」を参照してください。
プロビジョニング可能なサーバーの検出および通知の設定が終わったら、このあとの各項目で説明する反復的な管理作業を実行できます。