N1 System Manager 管理サーバーに root でログインします。
n1smconfig -A と入力して、ALOM 電子メール警告の設定を構成します。
電子メール警告を送信するには、適切な設定が必要であることを示す通知が表示され、既存の値が表示されます。電子メール警告の設定を変更するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
電子メール警告の設定を変更するかどうかを選択します。
表示されている設定を受け入れる場合は「n」を入力します。電子メール警告の構成プロセスが終了し、システムプロンプトに戻ります。
電子メール警告の設定を変更する場合は、「y」を入力します。
電子メール警告のユーザー名の入力を求めるメッセージが表示されます。
電子メール警告のユーザー名を指定します。
『Sun N1 System Manager 1.2 サイト計画の手引き』の「メールサービスのためのシステムファイルとアカウントを設定する」の手順で決定したアカウント名を入力します。
次に例を示します。n1smadmin
電子メールの警告フォルダの指定を求めるメッセージが表示されます。
電子メール警告を保存する電子メールのフォルダを指定します。
たとえば、inbox のように、警告アカウント用の電子メールフォルダの名前を入力します。
電子メールプロトコルの指定を求めるメッセージが表示されます。
電子メール警告プロトコルを指定します。
管理サーバー が使用する電子メールプロトコルの名前を入力します。有効な値は、pop3 または imap です。
電子メール警告ユーザーアカウントのパスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。
電子メール警告のユーザーアカウントのパスワードを入力します。
『Sun N1 System Manager 1.2 サイト計画の手引き』の「メールサービスのためのシステムファイルとアカウントを設定する」の手順で決定したパスワードを入力します。
電子メール警告ユーザーアカウントの電子メールアドレスの入力を求めるメッセージが表示されます。
ユーザーアカウントの電子メールアドレスを入力します。
次に例を示します。 n1smadmin@company.com
電子メールサーバーの IP アドレスの入力を求めるメッセージが表示されます。
電子メールサーバーの IP アドレスを指定します
管理サーバーに電子メールサーバーがインストールされていて使用可能な場合は、管理サーバーの管理ネットワークインタフェースの IP アドレスを入力します。
管理サーバーの管理ネットワークインタフェースからアクセス可能な別のマシンに、電子メールサーバーがインストールされていて使用可能な場合は、そのマシンの IP アドレスを入力します。
指定した値が表示され、この値を使用するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
表示されている電子メール警告の設定を受け入れるかどうかを選択します。
設定が正しくない場合は、「n」を入力します。ALOM 電子メール警告の設定プロセスが再び始まり、電子メール警告のユーザー名の指定を求めるメッセージが表示されます。
表示されている電子メール警告の設定を使用する場合は、「y」を入力します。
設定内容が再び表示され、設定を適用するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
「y」を入力して設定を適用するか、「n」を入力して適用しないで終了し、コマンドプロンプトに戻ります。
プロビジョニング可能なサーバー の OS 管理エージェントを 1.2 に更新します。次の、「プロビジョニング可能なサーバー の OS 管理エージェントをアップグレードする」に進みます。
問題の解決手順については、このマニュアルの第 4 章「障害追跡」および『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の第 6 章「障害追跡」を参照してください。