N1 System Manager のパフォーマンスを最適化するため、管理対象となるプロビジョニング可能なサーバーの数に基づいて N1 System Manager を調整します。次の手順は、プロビジョニング可能なサーバーの検出を行う前に行う必要があります。
管理サーバーに root でログインします。
Linux のみ: NFS ファイルを更新します。
package.cache.xml ファイルを更新します。
/opt/sun/n1gc/lib/package.cache.xml ファイルを開き、attribute name="FirmwareInfos" を含む行を探します。この行を次のように変更します。
<attribute name="FirmwareInfos" refresh-interval="-1" delay="none" persistent="true"> />
このように指示すると、N1 System Manager の再起動後、はじめて実行する show server コマンドが完了するまでの時間が短縮されます。
N1 System Manager のプロセスをすべて終了します。
「 /etc/init.d/n1sminit stop」と入力して N1 System Manager を終了します。
N1 System Manager のすべてのプロセスが終了するのを待ちます。
N1 System Manager のすべてのプロセスを起動します。
「 /etc/init.d/n1sminit start」と入力して N1 System Manager を起動します。
N1 System Manager にログインします。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「N1 System Manager の使い方の手引き」を参照してください。
N1 System Manager ユーザーを定義します。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「ユーザーの管理」を参照してください。
N1 System Manager のロールを定義します。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「ロールの管理」を参照してください。
検出を実行して、プロビジョニング可能なサーバーを検索し、特定します。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「サーバーの検出」を参照してください。
プロビジョニング可能なサーバーのオペレーティングシステムディストリビューションを作成します。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「OS ディストリビューションの管理」を参照してください。
プロビジョニング可能なサーバーのオペレーティングシステムプロファイルを作成します。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「OS プロファイルの管理」を参照してください。
オペレーションシステムディストリビューションを、プロビジョニング可能なサーバーにインストールします。『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の「OS プロファイルの配備による OS ディストリビューションのインストール」を参照してください。
問題の解決手順については、このマニュアルの第 4 章「障害追跡」および『Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド』の第 6 章「障害追跡」を参照してください。