ここでは、コマンド行を使用して、サーバーまたはサーバーグループのハードウェア健全性とオペレーティングシステム健全性の監視を有効にする手順を説明します。サーバーまたはサーバーグループに OS 監視機能がインストールされている場合、このコマンドによってハードウェア健全性と OS 健全性の両方の監視が有効になります。サーバーまたはサーバーグループに OS 監視機能がインストールされていない場合は、ハードウェア健全性の監視だけが有効になります。
server という名前のサーバーで管理エージェント IP およびセキュリティー資格を有効にするには、管理機能を追加します (「監視のサポート」を参照) 。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
set server コマンドを使用して、monitored 属性を true に設定します。
N1-ok> set server server monitored true |
この手順の server は、監視するプロビジョニング可能なサーバーの名前です。
サーバーグループの場合は、set group コマンドを使用して、monitored 属性を true に設定します。
N1-ok> set group group monitored true |
このコマンドは、指定された名前のグループのサーバーに対して実行されます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.2 コマンド行レファレンスマニュアル』の「set group」を参照してください。この手順の group は、監視するプロビジョニング可能なサーバーのグループの名前です。
サーバーの詳細を表示します。
N1-ok> show server server |
詳細な監視情報が表示されます。表示される情報は、ハードウェア健全性、OS 健全性、およびネットワークの到達可能性です。OS 健全性監視のしきい値も表示されます。監視しきい値については、「監視しきい値」で説明しています。